ネタゴエ・誰も知らない 映画「TENET」の秘密 No,8:
< ネタゴエシリーズ
=あなたはもうひとつの挟撃作戦を知らない=
これは映画TENETが、僕の知る「サトール魔法陣テネット奥義」をモチーフにしているのなら…と言う前提の考察です。
「サトール魔法陣テネット奥義」からすると、
魔法陣を完成させるのに、時間の挟み撃ち作戦だけでは、話が完成しないんです。
もう一つの挟み撃ちとは、パラレルワールドから来ます!
=パート2の冒頭のシーンを
勝手に大胆予測してみよう=
これは、あくまで僕がノーラン監督だったら、
一体、どんな風に説明セリフにならず、
この難解な物語には、もう一つの「パラレルワールド挟撃作戦」があると言うショッキングな事実を、観客にわからせるかの演出を考えてみました。
ファンタジーやSFなどは、どうしても架空の状況説明や時代設定を説明しなければならず、ダメな脚本は、伝えたい事を演出できずセリフで喋らせてしまいます。
そうならない為に脚本では、難しいキーワードは、出来るだけ早めに全部出してしまいます。
後は観客を物語にのめり込ませてあげるのが良いわけです。
(複雑すぎる冒頭の劇場シーン、こちらの解説はまた!)
=パート2のタイトルは、
「TENET2」ではない!
「2 TENETS」だ!!=
まずタイトル!
これで観客にいろんな推測を見る前からしてもらいます。
「TENET2」だとテネットパート2という意味ですが
「2 TENETS」の方は、パート2だからテネット映画は2つあるという意味と2つあるテネット世界…という意味にもなります。
そして、僕が監督なら、パート2は、パート1と全く同じシークエンスで始まります。
名もなき男は、オペラハウスの襲撃事件で捕らえられてまいます。
そして拷問を受けるも仲間を助ける為にカプセルを飲んで自殺してしまいます…。
観客は何が起こったか混乱してしまうでしょう。
「パート1と全く同じ」だからです…
そして目が醒めると、そこにはTENETエージェントのフェイがいます。
ところが!!!!!!!!!
この「2 TENETS」では、フェイを演じているのは、マーティンドノバンではなく、ノーラン映画常連、名優マイケル・ケイン(クロズビー卿を演じたお爺さん)なんです!
その時、
パート1のマーティンドノバン同様、マイケルケインの着ているスーツは、おそらく少しくたびれた2つボタンの背抜きスーツ。
寒いのにねー!
あまりスーツ持ってないんでしょう。
エリはノッチドラペル。
ポケットは写ってませんが、きっと仕立ての安いノーラペルでパッチポケットに違いありません!
後はセンターベンツ…
つまりラフなアメリカンスタイルのスーツをきていてアメリカ英語を話しているんです。
ガーン!!
観客の混乱は更に深まります!
そして船の上でマイケルケインはいいます。
「この二つだけは覚えておけ、それはTENETという言葉とこれだ!」
…両手を組み合わせて「挟み撃ち作戦のサイン」を出します。↑それがこの写真です!
そうです!
ここで、明らかに観客は悟るわけです。
この話は少し世界線のズレたパラレルワールドの話なんだと…
どうですか?
カッコいい演出じゃないですか????(*^-^*)
(↑マイケル・ケインさん。貫禄ありますよねー!
ノーラン監督が重き信頼をおいているのがわかります!きっとあのお芝居も即興も交えながら、現場で軽く数分でこなし、数年分の稼ぎがあるのだろうなぁ(^-^;)
そして、
名もなき男に協力してくれるMI6の連絡係の
クロズビー卿は、第一作目でエージェント、フェイを演じていたマーティン・ドノヴァンが演じます!
今度は、彼のスーツは3ボタンの3ピース。
ポケットは座っているので見えませんが、きっとフラップつき、
斜めのスラントポケットかもしれません!
エリは、ピークドラペルで後ろは当然サイドベンツ…
胸にハンカチーフも忘れません!
典型的トラッドスタイルで決めてくるでしょう。
そしてこの世界のマーティン・ドノヴァンはイギリス英語を喋るんです!!
ここに来て、全ての観客が理解します!
・・・そう、
パート2は、なんだかわからないけれどパート1とは違う世界線…2人が入れ替わっているパラレルワールドらしい…!
この考察は。考察というより僕の空想です(^◇^;)
読み物として楽しんでね!!(笑)
__________
ここからパート2は、「サトール魔法陣」の解釈からすると、パート1と違って、「浮気相手?のアレポとキャットのお話」になっていきます。
そして、
パート1がオペラハウスに始まりオペラハウスの時間に戻って終わるのに対し、
パート2の物語はアレポのストーリー始まりアレポに戻ってきて終わります。
その理由は又いづれ…
=名もなき男はキャットが好きなの?
2人いる名もなき男の謎解き=
次に、「名もなき男」の話をしましょう。
彼は、目的もよくわからないままミッションに巻き込まれていきます。
そこで、不思議に思った名もなき男の行動があります。
この映画の最大の謎でもあるんですが、
世界が滅ぶかも知れない!と言う最大のミッション中であるにも関わらず、
キャットがケガをしたら、
「彼女の命を助ける事を世界の滅亡より優先する…というストーリー展開」
です。
これはとてもロマンチックですがSFスパイとしては論理が破綻してます。
「そんな事、現実にはしないでしょ!」
…と、つっこみが入るところです。
これはノーラン監督が007好きだからそれへのオマージュだとか…色々言われています。
(007は、必ず美女や愛を優先してしまう)
2人が恋仲ならわかるんですが、
その割には、名もなき男はキャットに初めて会って、レストランのシーンで速攻キャットに振られちゃってます(^_^;)
これは
あえて違和感を持たせるべく2人の恋愛関係は描かれていません。
友情は育まれていたでしょうけど…
そう!この謎に合理的な答えを出せている人は皆無です。
なぜキャットに固執するか?
監督は何を言いたいのか?
ところが、「サトール魔法陣テネット奥義」をノーラン監督が知っていて、それを映画の根底に据えているとしたら…とんでもない解釈が成り立ちます。
=もう一つの挟撃作戦がある
キャットの命を救え=
この映画は、全体像の半分であり、
もう半分とは、パラレルワールドからの挟み撃ち作戦が描かれていると解釈できるのです。
時間の順行逆行のミッションはアルゴリズムですが、
パラレルワールドの挟み撃ちは、キャットの命を救う事がメインのミッションだと考えられます!
アルゴリズムに関する
時間順行逆行のストーリーとは別に、
別のミッションがパラレルワールドから仕掛けられています。
その中の大きな主軸にキャットの役割が大きくからんでいるのでしょう。
「サトール魔法陣テネット奥義」からするとおそらくそのミッションとは、
全世界の時間逆行を許さない事と、もう一つ。
それは…そう…
・・・・・・・
「パラレルワールドとの行き来を
完全にできなくする事…」
…です。
そのキーは、
スタルクス12のビル爆破
です。
信じるか信じないかは、あなた次第です!!
つづく
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<天響の道 AMAYURA no MICHI>
環太平洋を旅して僕自身の身体哲学構築のために長年学んできた、先住民や民族に伝わる伝統や古代の叡智をまとめた「天響必然道(あまゆらひつぜんどう)」の世界。
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