〈これだけは!世界情勢〉【次はイラン】終わりを告げる?ウクライナ紛争と次の一手「エゼキエル戦争の予言を進むロシア」
2022年2月25日
< これだけは世界情勢 >ウクライナ紛争は終わりその次がある!!
エゼキエル戦争の予言を進むロシア
=今後の展開は、意外な方向に=
今まで話してきたように、ロシアはドネツク州だけではなくウクライナ全面攻撃に出ました。
ここまできても、ロシアウォッチャーの専門家さえプーチンさんの思惑がわからないといっています。
もう歳だから、最後にアメリカへ復讐したいんだ…とか、
引退前にエネルギー利権で儲けたいんだから…とか、
確かにウクライナに親戚や同胞が沢山するでいるロシア国民はこの戦争に大反対!各地でデモが起こり、それら力でねじ伏せられています。
ゼレンスキー大統領は国を守るために首都キエフに留まると発言し、国家総動員法を発令、18歳から60歳までの男子にポーランドなどへの疎開を止めて家に戻るように話しました。
しかし、現在、ウクライナの通信網は、サイバー攻撃によりストップ。ウクライナの飛行機は、飛べない状況。キエフ周辺の3つの空港が攻められ制圧されるでしょう。
本気の進行作戦ではまず、サイバー攻撃でウクライナ軍の目を奪います。同時にミサイルが使われます。
軍事施設をミサイル攻撃し、無力化したら次に空港が狙われます。
そこを使ってロシア軍の援軍は次々やってこれるからです。そして
その飛行機には戦車が積まれているでしょう。陸路で国境から戦車が移動するより、いきなり首都を制圧ができるからです。
その後、歩兵が来ますが、これは都市を支配下に置くためです。
キエフへの攻撃が確認され、ほとんどの軍事ジャーナリストは、首都制圧、ゼレンスキー大統領を拘束して新ロシア派の大統領を選挙なしにたてて、親ロシア派ではない人間は、ポーランドに追い出すだろうと予想しています。
しかし、僕はそうは思いません。
ゼレンスキー大統領は、国家を最後まで捨身で守った大統領となります。
=プーチンは支配しない=
プーチン大統領は、ウクライナを占領するつもりはないと明言しています。入念に計画されている軍事作戦において、EUとアメリカが弱腰だから、ついでに占領しちゃいました…とはなりません。
戦争には目的があります。
実は、ウクライナの憲法には、「NATOの加盟を目指す」と書いてあります。
ロシアは、これを「中立国になって」と、ずっと話してきました。
しかし、ゼレンスキー大統領は、これを聞かずロシア語話者が多くてもウクライナ語を公用語にしてロシア語を制限したり、反ロシアの立場を名核に打ち出してきました。
前回話したようにロシアにとっては、NATOとの間に干渉国はあった方がよく、クリミア併合で世界からの経済制裁でGDPが半分になったロシアは、ウクライナの6000万人の人口は養えません。
なので、ウクライナを占領はしません。
…なら親ロシアの政権を建てるのかといったら、そうはならないでしょう。
首都キエフが陥落し、全土が侵攻されるかも…と国民が思った時、ゼレンスキーさんは、中立国になる事を飲むから話合いをしようと申し出、それが憲法に盛り込まれる事によって、プーチンは兵を引きます。
そして、大方の専門家の予想とは違いプーチンさんは、親ロシア政権を立てず、「あくまでNATOの東方進出を止めたかっただけ、目的は達成した」
といって、ゼレンスキー大統領を続投させます。
最後まで首都に立て篭もり、ウクライナ国民と戦う決意をしたけれど、圧倒的な武力の差に無益な争いを避け国民の命を救った大統領として、ゼレンスキー大統領の人気は爆上がりします。
何故そんな事がわかるのか?
ゼレンスキーさんもまた、プーチンさん、トランプさん、習近平さん側だと思えるからです。
=ゼレンスキー大統領=
ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキーさんは、 1978年1月25日 生まれの年齢 44歳です。
とても若い大統領です。
ウクライナのコメディアンで、熱血高校教師が大統領になってしまうという番組で大人気になり、そのまま立候補したら2019年5月、第6代ウクライナ大統領に本当になってしまった人です。
そんなんで大丈夫?!
…と思われるがしれませんが、彼はキエフ国立経済大学で法学の学位を取得しているインテリで、就任してから、反腐敗、反汚職の一大政策で、旧権力者層をドンドン引きづり下ろしてきた人です。
僕は、おっ!これは本物かも?…と注目していた俳優大統領です。
皆さん、このキャリアどこかで聞いたことありませんか?
そうです。
プーチンさん、トランプさんや習近平さんと同じなんです。
トランプさんも歴代大統領と違い、軍産ユダヤの既得権益のバックアップを受けず、不動産屋さんからいきなり大統領になりました。そして彼もテレビのコメンテイターでした。
習近平さんも地方に飛ばされた父親の下での貧乏からのし上がり国家主席になりました。
プーチンさんは、KGBのスパイから一気に大統領に昇りつつめました。
それからやった事は、3人とも古い体質の大改革です。
同じなんです。
明治維新の時と同じで、バックのない、ある意味突然出た人の方が大きな改革を進めていく役者としては、都合がいいんです。
ウクライナは、ロシアが併合したり、属国的な親ロシア政権を立てれば又NATOに付け狙われます。
バックのない若いゼレンスキー大統領が、スイスのように永世中立国を憲法に定めて自立してくれたら、経費もかからず、プーチンさんは先に進めます!
そうです。まもなく、この紛争は終わります。
進むプーチンさんの、次の一手は…
つぎ動乱はイランです。