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【2024年最新】日本からカナダへ荷物を郵送してみた -日本郵便EMS

カナダ・バンクーバーへ来て早2ヶ月が経った10月初旬、ホームステイからシェアハウス先へ引っ越し、そろそろ服とか日本の食べ物とか送って欲しいなあ…と始まった、私の1ヶ月の荷物郵送ストーリー。

最初に言います。日本のもの、カナダでほぼ買える!
郵送料金含めたら同価格かもしれない!
それを念頭に、何を送ってもらうかよく考えましょう。


日本での荷物準備〜カナダ到着までの流れ

まずは私がやった、郵送する荷物の手配から実際に家に届くまでを記載します。
私が利用したのは日本郵便のEMS郵便です。
手順は簡単、4つだけ!

  1. オンラインショッピングを活用し送って欲しい荷物を郵送主宅へ手配

  2. 郵送物のラベルをオンライン作成

  3. 郵送物・ラベルを郵便局へ持って行き発送

  4. カナダの自宅または最寄り郵便局にて受け取り

しかし、このそれぞれが想像以上に大変…
特に2が異常に大変…

正直、1のオンラインショッピングを〜〜〜はほぼ不要です。
それでもとりあえず読んでみたい人だけ読んでみてください。

私のケースを参考に、是非とも「必要なものだけ」送ってもらうようにすると手数も心も軽くなるはず。

それでは、各手順をさらに説明します。

オンラインショッピングで荷物準備

10月初旬だった私は、そろそろ服やヒートテックとか欲しいな
お茶漬けとかふりかけとかも欲しいな
なんて呑気に考えていたので、下記のように荷物を準備しました。

Amazon・楽天・メルカリで日用品を手配

実際に私が手配したものが以下です。
それぞれカナダでは買えないか、高いことは分かっていたもの。
関税もかからず問題なく送れたよ!のメモ。

  • 白潤(しっとり)化粧水 ボトル&リフィル

  • 養潤水(目薬)

  • ものもらい用抗菌目薬

  • EVE頭痛・生理痛薬✖️2

  • PILOT フリクションボールペン黒・赤

  • PILOT フリクションボールペン黒・赤 替芯6本入り✖️2ずつ

  • jigno ボールペン(友人用)

  • IELTS 問題集

  • えいひれ・ほたて貝ひものおつまみ

  • おーいお茶 玄米茶入り50パック

上記で危ないかもと思ったのはおつまみとお茶パック。
お茶も規制がかかる場合があるので、含有物をしっかり確認してください。ざっくり言うと、緑茶はOK。
緑茶に該当の製品が混じっている場合はダメだよって感じらしい。
日本郵便  禁制品情報詳細 茶についてはこちら

スーパー・ダイソーなどで食品類や日用品を手配

次に、母に買ってもらった食品達。
これらはマジで、カナダで買えるよ!!何なら同額の時もあるよ!!
ある意味参考になるよ…

  • お茶漬け(普通の)

  • たらこ茶漬け

  • ふりかけ10種(おとなのふりかけとか…のりたまとか…)

  • 生にんにくチューブ

  • 生しょうがチューブ

  • だしの素

  • 丸鶏がらスープの素

  • かつお節

  • 柿の種

  • 洗濯ネット3種

もう一度言います。上記はカナダの日本食スーパーとダイソーで買えるよ!!!

ユニクロ・GUのオンラインショッピングで店頭受取

次に、服類を下記のように調達。
ユニクロもカナダにあるので(1.5~2倍くらいになるけど)、本当に送料と比較した方がいい。

  • GU フーディ

  • GU パーカー

  • ユニクロ ヒートテック✖️2

  • ユニクロ ヒートテックレギンス

  • ユニクロ ヒートテック靴下✖️5

  • ユニクロ ジーンズ

  • ユニクロ ウルトラストレッチレギンスパンツ

本当はユニクロの「ウルトラストレッチジーンズ」を頼んだんですが
母にうまく伝わらず欲しくない形のジーンズが届いたので(母には言えない….)誰かに頼む場合はその辺りも気をつけてくださいね。

それ以外、母が入れてくれたもの

  • メガネ(私が家に忘れた命)

  • ジャケット(面接で使うかもと)

  • 混ぜ込みごはんのもと

そして、これらを準備している私は、次に待ち構える「ラベル作成」なる魔のステップがあることを知らずとにかく欲しいものをガンガン購入していました….

日本郵便 オンラインで送り状/ラベルを作成

さて、次は送り方を再度調べるか…と
他の人も使用していた日本郵便のEMSで送ることだけ決めていた私。
先に郵送に必要な工程を調べることもせずにいた結果、とんでもないことが分かりました。

一言で言うと、全ての品物名を英語で、+原産国・価格・個数も合わせて記入しなければなりません。

もちろんこれを知っている人は、そんなの当たり前じゃんと驚きもしないでしょう。
当時の私は非常にビビりました。嘘だろうと嘆きました。
とりあえずすぐに始めたい人は下記を参考にした方がわかりやすいです。
お届け便や日数の違いなども載っているので、下記を読みましょう。
海外への荷物の送り方 初めての方へガイド(日本郵便)

さあ、送り状作成の長い戦いが始まります….

日本郵便オンラインサービスへ登録

早速下記でオンラインサービスに登録
国際郵便マイページサービス

私としては、数が多い場合はPCで作成することをおすすめしますが
スマートフォンはスマートフォン用に綺麗にサイトが作成されていますので、慣れている端末で大丈夫です。
数が少なければ特に、スマートフォンで良いと思います。

送り主、宛先等の入力はそれほど大変でないかと思いますので
そのまま進めましょう。

ちなみに、何度もその送り主から送る可能性がある場合(実家など)は
「ご依頼主住所を追加」から、住所を追加しておくと何度も使用できます。
※お届け先も同じくです。

ご依頼主を選択する(国際郵便マイページサービス-日本郵便)

送り状/ラベルの作成

続いて、いよいよ送り状の作成です。
最終的に郵便局に行く際に、「どの商品が入っているのかラベルだけではなくリスト化してください」と言われることがあります(私の場合)。

=『日本語の商品名も書いてください』だと思っています。

ラベルと送付物をつき合わせるために必要だとのことなので
スプレッドシートで作成しました。
ただのリストですが、もしよければコピーなどしてお使いください。
私が作成した送付物リスト(Googleスプレッドシート)

諸々作成する際に参考にした日本郵便のページもまとめておきます。
ラベルの作成方法
カナダ差出可否早見表_禁制品・送達条件
内容品の正確な入力について
内容品の日英・中英訳、HSコード類の例
国際郵便として送れないもの(世界共通)

私が注意した点は下記です。

  • 食べ物には「Non-commercial-use」をつける(商用ではないよ、の意)

  • 複数商品には「gift-(my name)」をつける(複数ある場合商用だと見なされる場合があるらしい)

  • ふりかけなど味が違う場合は念のため分けて書く(紅鮭とか、かつおとか…)

  • 重量は箱の分も含めて大体で入れる(わざわざ測ってもらうことができなかったので、ChatGPTにどれくらいかなあと聞いて入れました笑)

ちなみに、私の両親には3回郵便局へ持って行ってもらってやっとGoが出ました。
最初:郵便局の人に聞いたら一緒に作ってくれると聞き何も作成せず持って行ってもらうも、自分で作ってくださいと帰される
2回目:送り状のみ持参、ただもっと内容が大雑把で「これでは内容が分からないのでリストも作成してください」と言われ帰される
3回目:少しの修正のみ(ラベルに手書きされていました)で発送!

結果60商品程度ありましたが、関税もかからずなんとか私のもとにやってきました涙涙

発送商品の追跡〜受領まで

日本郵便と、Canada post(カナダの郵便局)両者で追跡が可能です。
日本側で発送が完了したら、送り状に記載されている「お問い合わせ番号」を入力し確認しましょう。

日本郵便 荷物追跡サービス
こちらでは日本での状態はわかりやすいですが、最終的にカナダに入ると詳細まではわかりません。

Canada post Track
日本郵便で税関到着を確認したらこちらに切り替えましょう。

私の場合(日本時間で記載)
・2024/10/22 日本の自宅最寄りの郵便局から発送
・2024/10/23 日本 国際交換局に到着
・2024/10/26 カナダ バンクーバーに到着
・2024/10/31 税関から解放(おっそ!)
・2024/11/2    バンクーバー住居近くのCanada postに配送(不在票のみ家に届く)
・2024/11/3   ピックアップ完了
      
26日に税関に入ってから5日間ほどかかっており長かったです。
友人は1日で終わっている人もいたり、ネットを漁ると税関を抜けるのが早いと関税がかからず、長いとかかったケースがあるとのことでした。

上記を知り、関税めっちゃ高いんじゃ….とヒヤヒヤしていましたが
結局0円でしたので、60商品のチェックに時間がかかったんだろうと思っています。

ちなみに私の住居の近くの場合は「SHOPPERS」内のCanada postに届きました。
カナダはドラッグストアなどにCanada postがあるので結構便利です。

「Finally」ってこういう時に使うんだ…と思った瞬間でした。

実際に届いた段ボール


まとめ - かかった金額について

荷物が届いた日は本当に嬉しかったのですが
結果今回かかった金額
・商品購入:35,000円程度
・発送料金:25,700円(10kg)

合計60,000円程度かかりました。
え、これ絶対こっちで買った方が良くね?と思った瞬間でした。
私が購入したものの中で、恐らくこちらで買えないor結構難しいのは
化粧水(自分の好みという意味)と薬系(これも自分に合うもの)、ボールペン、日本語の問題集くらいでしょう。

今思うと、DECORTEの下地を使っていますがこちらにはありません。
これも送って貰えばよかった….
スキンケアや薬など、自分に合うものを使用している場合はそれを送ってもらうのが良いです。

皆さんはぜひ、こんなことが起きないように2-3ヶ月は
異国の地の日本食スーパーやアウトレットで服を見まくり
本当に欲しい日本のもの、をセレクトしておくと良いと思います。

いいお勉強になりました!

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