自分で万年筆のペン先調整をした結果。
どうも純一です。
最近、キャップレスの木軸にインクスキップが見られるようになったので、自分自身で調整できないかと奮闘した話を書いていこうと思います。
結果からから言いますと大失敗しました。同じ失敗を繰り返さないようにお役立ちできれば幸いです。
インクスキップする原因。
まず万年筆はペンポイントのスリッドに紙が触れていないと文字が書けません。
なので僕が持っている万年筆がインクスキップする理由は恐らく右側のペンポイントが膨らみが原因だと考えました。
なので100円ショップでヤスリを買ってきました。
2000番の上をペン先で線を引いて研磨していきました。
様子を見ながらシャッ‼ シャッ‼
何度がやって試し書きを繰り返したらインクスキップは無くなりました。
インクスキップを解消したんですが。。。。。。
その代償はデカかった。
書き味が紙を引っ搔いているようなガリガリした書き味に変わってしまいました。
「うーわ。。。やっちゃった。。。」これが正直な感想です。
本来のF字は細いのに滑らかな書き味で、引っ掛かりは感じた事はありませんでした。素人が研磨していい品物ではなかったのだと痛感しました。
ルーペで見ても全く変化がないのに、数回、ヤスリの上を書いただけで、こんなにも書き味が変わってしまうのかと戸惑いを隠せませんでした。。。。
皆さんもご自身でペン先調整をする際はヤスリの番号には注意してください。2000番は触った感じはこれで研磨できるの?と僕は思ってしまう程、普通の紙のような手触りですが万年筆にとっては、おろし金のような物です。
僕は泣く泣く、銀座の伊東屋さんのペンケアに持ち込み、調整をお願いする運びになりました。
修理は1週間ほど掛ると言われ、今は僕の万年筆は入院中。。。
帰ってきたら、書き味がどのように変化しているのか楽しみです。
また万年筆が帰ってきたら、報告します。
因みに銀座で美味しい担々麺のお店を見つけたので、その事も次回の記事にしようと思います。
ではまた!