ボロボロの万年筆。
どうも純一です。
最近、キャップレスのブラックマットを購入して、これからガンガン使っていこうと意気込んで仕事場に持って行った僕。
実は仕事でキャップレス万年筆使った翌日、胸に差していたのは、別の万年筆でした。
それがトップ画像のラミーサファリ。
どうしてキャップレスを持って行かなくなったのかというと、傷が付いたから。
ショックでした。
使っていれば傷がつくのは当然ですが、もっと大事に扱いたい。高価な物だし。。。
気がつくと、今まで愛用してきたラミーサファリを手にしていました。
そこで何で、ボロボロのラミーを手にしたくなったのか考えました。
長い間、この万年筆と過ごしてきて、
もう次の傷が出来ようが分からない位、この万年筆は僕の道具になっていたからだと考えました。
この頃が道具として最も価値が発揮されている時期なのかも。
大事にしすぎて使うことを躊躇したり、過保護に扱うことで使用するのが面倒になっていたりするようでは相棒とは言えない。
ここまで傷だらけになるとむしろ好きになっている。
星の王子様のお話の中で好きなセリフ。
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」
きっとラミーサファリに付いた傷も当初はショックだったはず。
この多数の傷のいずれか一つがそれなのだとは思いますが、それがついた時とは全く異なる感情が湧いてきます。
感謝というか、特別な相棒そのものです。
こうなると他の人にはボロボロの道具に見えたとしても、僕にとっては大事な相棒そのものなのです。
きっと新しいキャップレスを特別な万年筆にするために、必要なこと。
それは共に歩み、書くという時間を共有していくことなのだ。
そんな当たり前のことをラミーサファリが教えてくれました。
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