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オンライン完結でタイDTVビザを取得した方法を解説します。
※ この記事は2025年2月6日時点の情報で掲載しています。
この記事について
2025年1月29日にE-VisaにてDTVを申請、2日後の2025年1月31日に発行されました。オンライン完結で、効率的にビザ申請を行うことができました。
これからDTVビザを申請しようとしている方、もしくはE-Visaでタイのビザをこれから取得される方の役に立てばと思い、本記事を投稿します。
私が実際に申請に際して行ったことを記載しました。長文です。こと細やかに申請手順を記載しています。E-VisaによるDTVビザ申請を行う際、非常に参考になるかと思います。
DTVとは
Destination Thailand Visaの略で、タイのビザの一つです。種類としては所謂ノマドビザです。
ビザ自体は5年間有効ですが、一度の滞在は180日までで延長が必要です。
ここでは詳しいDTVビザの説明を省きます。
在東京タイ王国大使館「DTVビザ」
E-Visaとは
E-Visaはオンラインでビザの申請ができるタイの行政サービスです。
2025年1月1日から日本の申請者も対象になりました。それまではタイの領事館で必要書類とともにビザの申請を行う必要があったようです。
THAI E-VISA OFFICIAL WEBSITE
前提
私は以下のバックグラウンドでDTVビザを取得しました。全く同じ方はいないかと思いますが、参考になればと思い、記載します。
・日本生まれ、日本育ち、日本国籍保持
・30歳
・ITエンジニア
・フリーランス(※ 但し申請時正社員)
・配偶者、子供なし
用意したもの
① パスポート写真
② 証明書写真
③ 英文の残高証明書
④ 住所の証明書類
⑤ 経歴書、ポートフォリオ
⑥ 航空チケット(申請後追加書類として提出)
⑦ 滞在先証明書(申請後追加書類として提出)
E-VisaにてDTVビザの申請に用意した書類をリストしました。申請上必要とされる書類ではなく実際に用意した書類です。E-Visa申請の場合と領事館で申請する場合とで必要書類に乖離があります。⑥、⑦の航空チケット、滞在証明書(ホテル予約等)に関してはE-Visa申請時に提出する項目がありませんでしたが、追加書類として提出してほしいと申請後通知が届いたので後追いで提出しました。
在東京タイ王国大使館「DTVビザ」に本来必要な書類が記載されています。大阪、福岡の領事館でも同様です。
① パスポート写真
顔写真のページをコピーしてPDF化。
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② 証明書写真
近所のKi-Re-iでデータのみのプランで撮影。データ取得しJPGで保存。
③ 英文の残高証明書
自身が口座を持つUFJ、りそな、PayPayの3行で比較しUFJが最も発行手数料が安いと判断。UFJの口座に預金寄せを行い「かんたん手続きアプリ」にて英文の残高証明書発行を申請。住所表記ありにしました。私の場合申請から書類が届くまで4営業日かかりました。証明書が届いたらその写真を撮ってJPGとして保存しました。
余談ですが、もしPayPay銀行などネット銀行に口座をお持ちでタイの居住者になる予定の方は、口座の解約が必要となる可能性があります。各銀行の規約を事前に確認しておくことをおすすめします。
④ 住所の証明書類
運転免許証がいいです。
私はGoogleからの請求書で提出しました。住所が記載されていたからです。
申請後、住所証明として運転免許証の提出を求められました。初めから運転免許証を提出するのが良いかと思います。マイナンバーカードもいいかもしれません。
⑤ 経歴書、ポートフォリオ
38ページに及ぶ渾身のポートフォリオを提出しました。
申請時は正社員でも、タイ移住後はフリーランスとして働く予定だったからです。フリーランスとしての稼ぎを証明できるものがありませんでした。そのためタイでも職にあぶれずタイ政府の決してお荷物にならないことをアピールするポートフォリオを作る必要がありました。
ポートフォリオには以下の内容を盛り込みました。言語を明記してない書類はすべて英語です。
A. タイ移住後はフリーランスとして活動することを説明するページ
B. フリーランスとして企業と結んだ業務委託契約書(原文/日本語)
C. フリーランスとして企業と結んだ業務委託契約書(翻訳)
D. 職務経歴書(日本語)
E. Resume
F. 保有資格の証明書
G. 過去のフリーランス経歴
H. YouTube活動経歴
業務委託契約書は英文翻訳を用意しました。YouTube活動に関して、4万人の登録者を持つチャンネルを運用しており、その内容も経歴として記載しました。但し、そのYouTubeチャンネルは収益化してません。
とにかく使えそうな経歴は全て盛り込みました。
⑥ 航空チケット
E-Visa申請時は航空チケットの提出項目がないのですが申請後追加書類として提出を求められました。但し、申請時にフライト番号を求められるため、申請前に予約する必要がありました。
⑦ 滞在先証明書
航空チケット同様、申請後追加書類として滞在先証明書の提出を求められました。私はタイ入国後はホテルに宿泊する、ということで申請していたのでホテルを15日間の滞在で予約しました。15日間の宿泊先を押さえておけば充分に長期滞在用のコンドミニアム等探せるため、ビザ担当者に余計な疑念を抱かせることもありません。そう判断し、15日間にしました。
実際の申請プロセス
① アカウント作成
a. THAI E-VISA OFFICIAL WEBSITEで「Create an acccount」
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b. 情報入力し「アカウントを作成」
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c. 届いたメールのリンクをクリックし、メールアドレスを認証する
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② ログイン
a. THAI E-VISA OFFICIAL WEBSITEで「Sign in」
登録したメールアドレス、パスワードでログイン
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③ DTVビザ申請
※ 申請を始める前に
各セクションで「Save」ボタンがあり、申請プロセスで記入途中のデータを保存することができます。保存せず記入中に誤ってブラウザをリロードしたらやり直しです。都度「Save」ボタンを押すことをお勧めします。
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a. 「My dashboard」から「Apply for a new visa」を選択
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b. 「Check your eligibility」記入
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c. 「Purpose of Visit」記入
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d. パスポート写真と証明写真写真のアップロード
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e. 「個人情報」記入
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f. 「旅行書類」記入
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g. 「住所情報」記入
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h. 「雇用の詳細」記入
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i. 「旅行情報」記入
※ 事前の航空チケット取得が必要となります
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j. 「タイでの宿泊」記入
※ ホテル等宿泊施設を予定していれば事前の予約をお勧めします。
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k. 書類のアップロード
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l. 申請内容確認
すべて記入、アップロード完了したら「DONE」→内容再度確認しOKだったら「Accept & Confirm」で支払いへ
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④ 支払い
a. 支払いページへ遷移
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b. 支払い
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c. 支払い確認
領収書がメールで送られます。
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追加書類提出
2025年1月時点のE-Visa申請によるプロセスでは本来DTVビザ申請時に必要とされる航空チケットと入国後滞在先証明の提出を求められませんでした。申請開始後、E-Visaチームから登録したメールアドレス宛に追加書類のアップロード依頼のメールが届きます。メールの内容の通りに追加書類のアップロードを行うと、ビザの承認プロセスが再開されます。
私の場合は申請時に"Document indicating current location"で私の住所が記載されたGoogleの請求書をアップロードしており、それが現住所の証明と認められず、代わりに運転免許証の提出を求められました。
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DTVビザ申請の承認確認
DTVビザ申請が承認されるとE-Visaチームから登録したメールアドレス宛にDTV E-Visaが届きます。PCやスマホのローカル、クラウドに保存するなどして無くさないよう大切に保管しましょう。私はプリントアウトしてパスポートと共に携帯するようにしています。
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申請は渡航の3週間以上前に
領事館は渡航3週間前までの申請を推奨しています。私のように2日で承認されることもあるかもしれませんが、余裕をもって1ヶ月以上前から準備することを私もお勧めします。書類の不備等で領事館へ赴く必要がある可能性があります。
納税義務の発生に要注意
1暦年(1月~12月)の間に合計180日以上に滞在しているとタイの税務居住者とみなされ世界所得課税の対象になります。タイ国外での所得も課税対象になります。もし節税のためにノマド生活をされている方であればお気をつけください。
私はタイにパートナーが住んでおり、タイにずっと住んでいたいので暦中合計180日以上滞在、しっかり納税する予定です。
免責事項
本記事は、筆者の個人的な経験をもとに執筆したものであり、申請の成功を保証するものではありません。 DTVビザおよびE-Visaの申請要件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイト(THAI E-VISA OFFICIAL WEBSITEや在東京タイ王国大使館のサイト)でご確認ください。 また、本記事の内容を参考にした結果、申請が却下された場合でも筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
โชคดีน้า!(幸運を!)
皆さんのビザ申請がうまく行くことを願います!
ขอให้โชคดีในการขอวีซ่านะครับ!
เจอกันที่ไทยนะ! 🇹🇭 🥳