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僧帽弁閉鎖不全症手術後初の海外ひとり旅

心臓手術後、最初の海外旅行!それもひとり旅に行ってみた。
私の場合は正中切開で胸骨を切って手術をしたので28cmの大きな傷があり、なおかつ切った胸骨はボルトとワイヤーで繋げている。手術後3ヶ月くらいで骨はくっつくと言われ痛みはほぼないです。

でも切り傷の方は全然痛くないか?と言われると痛い時がある。痛み止めを飲むほどではなく長い時間痛みが続く訳ではない。心臓自体は手術を受けて、受ける前と比べるとだいぶ調子は良い。

飛行機のような気圧の変化なども心配でしたが特に問題ありませんでした。心臓手術してもちゃんと海外に行けるようになった。自分のペースで。他の人よりゆっくりですが心臓病と言う大きな病気をした後ですがまだまだ人生は続く。

成田空港

ブラックぺアンと言うドラマが始まって、私と同じ病気の僧帽弁閉鎖不全症の人が手術を受けていた。ドラマだから実際手術を経験した私としては思う事がある。私も主治医から珍しい病気ではないと言われたから。

気を付けた事は薬は多めに持って行った事、時差が7時間あったので朝と夜と言うより何時間前に薬を飲んだか計算して薬を飲んだこと。無理なスケジュールは組まずにホテルに戻ったり、カフェに入ったり休憩をとった事。飛行機の中でも水分補給に気を付けた事。いざという時に自分が心臓病だと英語で説明出来るようにしておいた事。

以前、飛行機の中で具合が悪くなった日本人女性が貧血だから頭を下げて足を上げたいと日本語で叫んでいたけどCAさんに通じず、ありったけの枕を持って来られて困っていたのを見たことがあった。持病がある人は自分の病気の説明を英語で出来るようにしておいた方が良い。

仕事も出来てるし、旅行にも行けた。時々ある痛みなんてへのカッパよ!先日の検査で肥大していた心臓もだいぶ小さくなったと言われた。レントゲンで見て分かるくらいだから相当ですよと言われた。最先端の医療のおかげで私は生きてる。

まだ世界を見に行くことが出来そうだ。

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