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ハンガリー旅行⑭温泉天国ハンガリー
日本人以外はお風呂に入らない!いえ、お風呂文化のある国は日本以外にもありますよ。思い出深いのはトルコのハマムに韓国のよもぎ蒸しですね。今回、旅したハンガリーもヨーロッパ随一の温泉文化があると言うことで水着持参で行ってまいりました。
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朝ごはんは温泉近くのベーカリーで相変わらず大きめのクロワッサンとオレンジジュースを頂きます。人気のベーカリーなのか地元のお持ち帰りをするお客さんが多いお店でした。クロワッサンや甘いパンの他にピザなどもありましたが、なんせ1個が大きいので私には充分です。
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ブダペスト市内にはセーチェニー温泉、ゲッレールト温泉とガイドブックにデカデカと写真が掲載される観光客がたくさん来る温泉施設があります。ルカーチ温泉は12世紀からの歴史を持つ地元の人が楽しみに来る温泉と言った感じですね。セーチェニーやゲッレールトと比べると小規模な感じです。
なぜルカーチ温泉を選んだのか?観光客だらけのデカデカとした温泉より地元の人が行く施設の方に魅力を感じたのと、ホテルから近かった。そしてブダペストカードを持っていると入場料が無料になったからです。
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入り口はどこかの病院かと思いました。中に入ってブダペストカードを出すと腕に付けるロッカーの鍵のような物を渡されます。とりあえず中に行くとロッカーは男女別にはなっていません。着替える時は小さな個室に入って着替えるようです。分からずに困っていたら地元のマダムが親切に使い方を教えてくれました。タオルを持ちスマホは防水ケースに入れて首からぶら下げました。
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ハンガリーでは水温が30℃以上で温泉だそうです。微かに硫黄の匂いがしますが日本人からするとプールですね。ただ、皆さん泳ぐのではなく浸かっているんです。歩くスペースがほんの少しあります。別の場所では完全にプールとなっており、泳ぐ事が目的のプールは帽子がないと入れません。
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日本でよく見られる全身を覆うタイプの水着は禁止だそうです。理由は分かりません。私からすると温泉じゃない!これはプールだ!水温が低いんです。温かくはないです。冬もやってると聞きましたが寒くて仕方ないと思います。夏だったから気持ち良かったけど温泉で癒された感はないですねぇ。
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行かなかったけど屋上がフィットネスコーナーになっているそうです。飲み物や軽食が買えるカフェコーナーはあります。この温泉があるブダ地区は高級住宅地なので有閑マダム達がおしゃべりに花を咲かせている感じですね。地元の人の利用料は聞かなかったけどブダペストカードで無料で利用が出来ました。利用しなかったけどエステやマッサージもありましたよ。でも温泉かなぁ?