バゼドウ病で入院したの小学校6年生の夏休み
夏になるとバゼドウ病で入院していた小学校6年生の夏休みを思い出します。
43歳になったので、30年以上も前のことなんだけどね。
小学校5年生のころから
体調の異変はあったものの放置はしていました。
経緯としては、
小学校6年の学校の検診で、
甲状腺の腫れを指摘され
町医者に行くことになりました。
そこでの血液検査の結果を持って地域の
大きな病院へ行き、その日から入院生活に。
結果的に40日間の入院生活となりました。
治療は薬のみと、安静。
安静に過ごしていたので、入院してからは身体が辛いということはなくなりましたが、とにかく暇。
安静にしてなければいけないのですが、
暇すぎて、いろんな病棟を勝手に散歩していました。
病院の屋上から花火大会を特等席で見たり、
症状も落ち着いてきたころには、週末に外泊許可も出るようになったり。
小児科病棟だったので、友達もたくさんできたし、
病院の中にある小学校にも一時的に通わせてもらったり、
それなりに楽しんではいたと思います。
同じ病室の子と夜中に大喧嘩したこともあったな。
糖尿病、リウマチ、腎臓病、腎臓病、心臓病、
摂食障害...赤ちゃんから中学生ぐらいの子まで、いろんな子がいました。
今まで、家族と自分の小学校のせまい世界に
しかいなかったところから、
違う世界を見たような気もしました。
というのも、
実は5年生のころから、学校でイジメにあっていました。
親に心配をかけたくないから無理して学校には行っていたのですが、
同時期に、バゼドウ病の症状が出るようになりました。
キャンプや遠足の山登りで途中で目の前が真っ白になり歩けなくなってギブアップしてしまう、
マラソン大会の結果が最下位、
動悸、貧血、吐き気、多汗、
のぼせ、鼻血、イライラしやすい、
小学校から歩いて帰れずに、
親に車で迎えに来てもらうことも多かったです。
1年ぐらい異変はあったのに、
なぜか病院には行ってなかったんですよね。
SOSが出せない分、身体の異変として
出てたんでしょうね。