大学4年間を振り返る
こんにちは.Junです.
私は現在,情報系の大学に通っており,この春(2021年3月)に卒業予定です.
4月からは大学院に進学するのですが,その前に大学4年間で経た経験やマインドの変化などをざっくり振り返ろうと思います.
結論から言うと
大学は過ごし方によって,多くのことを学ぶ人とそうでない人が二極化すると言われていますが,私は前者であり大学生活4年間は満足できるものだったと思っています.
しかし,同時に後悔も多く残っています.
その辺りについても,これから振り返っていこうと思います.
優等生
自分で言っちゃいますが,私は優等生でした.
授業をサボったことはありませんし,テストやレポートも頑張っていました.
その結果,学部約220名のうち成績優秀者5名が選ばれる特待生に選出されました.
4年生になって研究が始まってからも,初めて発表した外部の研究会で若手最優秀賞を受賞するなど,学業においてはまさに順風満帆そのものでした.
実際に大学の勉強や研究を通して得たものは多いですし,形に残る結果として努力を認められたのは私にとって大きな自信になりました.
井の中の蛙
しかし,大学4年生のときに参加したプログラミング教育系の長期インターンシップの懇親会をきっかけに,その自信はなくなりました.
インターンシップに参加していた周りの学生がみんな私より優秀だったのです.
正確には優秀かどうかは分かりませんが,少なくとも当時の私はそう感じました.
そこで感じた彼らとの差は,実用的なアプリの開発経験やプログラミングコンテストでの優勝経験など,大学での勉強以外の部分にありました.
私も趣味でWebサイトやゲームを作ったりしてはいましたが,それらはあくまで趣味であり,そこに本気で取り組んできた人たちとの差を痛感しました.
これをきっかけに私は自身の未熟さを認め,大学の成績が良かったのは優秀だったからではなく,良い成績をとることが得意でありその方向の努力をしてきたからだと考えるようになりました.
「学生の本分は学業だ」という言葉を勘違いし,「学業」を大学の成績のみで完結させようとしていた私にとって,他にも努力の方向があると気づいたのは大きかったと思います.
大海に出る
大学の勉強以外にも努力の方向が存在することを知った私は,大学4年生の3月からWeb開発をしているベンチャー企業で就業型長期インターンシップに参加することを決めました.
現在はインターンシップを始めて1ヶ月足らずですが,学ぶことが非常に多いです.
勉強に対しては積極的に取り組んできた私ですが,知らないことがまだまだあると気付き,焦ると同時にワクワクしながら日々勉強しています.
そこに山があると気づかなければ登りようがないのと同様に,知らないことがあると気づかなければ勉強のしようがありません.
今までの私はそんな状態だったなと今となっては思っています.
おわりに
勘違いされるかもしれないので最後に言っておきますが,決して大学の勉強だけを頑張ることが悪いとは思っていません.
他にも努力の方向があると知ったうえでそれを頑張るなら同じぐらい価値はあると思います.
しかし,もしもっと早くからそのことに気づいていたら,挑戦する機会や選択肢が増え,より自分が納得できる大学生活になっただろうなと思った次第です.
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