「人が集まる場」と「勧誘する人」問題

noteを週1回ペースで書くつもりでいたのですが、新たに書き始めて2回目ですでに筆が重くなってしまったので、書きやすいテーマから書こうと思います!

私は、マルチ商法、ネットワークビジネス、宗教勧誘などに対して敏感な体質で、色々と感じることが多いので、このテーマにしました!笑

上京して、勧誘を受けまくる日々

私は4年前に上京してきたのですが、自分の場を持ってみたい、という願望があったので、勉強のためにとかなりのペースで都内のありとあらゆるイベントや、人が集まる場所に顔を出していました。

その時期に、信じられないくらいの数の勧誘を受けて、かなり勧誘に対して敏感な体質が出来上がってしまいました。
今は、行く前からなんとなく怪しいイベントは分かるのですが、その頃は全く免疫がなく、行く先々でで色々な形の勧誘を受け続けました。

例えば、、
沖縄県人会と誘われて参加したら、ほとんどの人が沖縄と関係なく、沖縄料理もなく、沖縄の話もせず、最後に謎の偉い人がでてきて、なぜか高額セミナーの勧誘を受ける、などなど、

その頃は仕事を辞めて、自分のやりたいことをどう実現できるかを模索していた時期なので、とにかく色々な場所に行き、自分が今後活動する上でヒントになることはないかと必死だったので、勧誘を受け続けてもめげずに色々な場所に顔を出し続けていたら、副次的に勧誘する側のパターンなど分かってきました。

勧誘のパターン

その頃はちょうど「好きなことを仕事に」的な世の中の風潮が盛り上がっていたので、以下のパターンで勧誘を受けまくっていました。

・〇〇さん(私)のやりたいこと、とても素晴らしいと思う!
・やっぱり、やりたいこと・好きなことを仕事にするのは素晴らしいね!
・でも、それにはお金がいる、お金の稼ぎ方を学ぶ必要があるね
→ここのタイミングでだいたいお決まりの本を紹介され
・私がお世話になっているメンター・経営者がいる
・〇〇さんにとても共感したから、今回特別に会わせてあげるよ

そして会ってみたら、情報商材か、高額セミナー的なものに誘われる
といった流れが多かったです。

何が問題なのか

場を運営していると、どうしても一定数、勧誘を目的にする人が来店します。
その時に、分かりやすくマルチ商法、ネットワークビジネスはNGで問題ないのですが、例えば
・保険の営業マンの方がお客さんを探しにくる
・イベント主催者が、自分のイベントの参加者を募るためにくる
などなど勧誘といっても、グラデーションになっていて、どこからがNGの勧誘なんだろうと、度々考えてしまいます。

ともすれば、私も他のお店に行ったときに、あわよくばNeribaの話をして、関わってくれる人を増やしたいなと思うこともあるので、「悪い勧誘って何だろう?」と自問したりします。

結論がまとまっているわけではないですが、特に次の2点については明確に感じることがあります。

・人間関係を換金することが目的で、相手がそれを認知してない状態
→双方が商取引を意図している場合は問題はないのですが、例えば、一方は友人関係を築きたいのが目的で、もう一方がそれを知っていながら商品を売る意図があるなど、換金目的でコミュニケーションを取ることには、違和感があります。

・自分の意図・情報を隠して、さも相手と同じ目的かのように振る舞う
→たとえ場の趣旨として若干違っていたとしても、
「こういうサービスをしています」などはっきりと自分の意図を伝えて、関心がある人を募るということであれば不快感は生まれづらいのですが、
意図を隠して相手を誘導し、自分に有利な結果を目指すようなコミュニケーションは、相手が全くその意図する内容に興味がない場合、そのコミュニケーションの時間自体が無駄になるので、不快感が生まれやすくなります。

場を運営する側として何ができるか

Neribaの中で、上記のような状態にならないために、以下のようなことを考えています。

◯入り口設計
場の理想の状態・大切にしていることを明確にする。
マルチNGなどは、だいたいのイベントで記載していますが、勧誘する側が「ここに行っても」勧誘できなさそうだなと思ってもらえることが大事かなと思っています。

個人的な見解ですが、抽象度が高くテーマがふわっとした
「友達作りましょう」的な飲み会は、そういう人が集まりやすいので、
この場は、どういう人が集まっていて、何を大切にしていて、どういう場を目指しているかなどが、色々な形で伝わるようにしたいと思っています。

理想は、文章で明示、ルール化しなくても、その場の雰囲気や集まる人の振る舞いなどで、自然と集まった人が気持ち良いコミュニケーションを取れる状態を目指しています。

Neribaも理想の場を目指して、精進してまいります!!!


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