【17w0d/2023.01.13】出生前診断を受けないと決めた日
もともとわたし個人的には出生前診断を受けるつもりはなかった。
でも、一人で産むことを決めた時、私が亡くなった後、この子が一人で生きていく時のことを心配して両親が受けることを勧めてくれた。
勧めてくれたというよりも、お金は出すから絶対受けるように言われた。
それを言われて受けることも考えた。
でも、わたしはどんな結果になっても産むと決めている。
だから、どんな結果になっても産むのに受ける意味はあるんだろうか?と思い、最終的に両親にも話をし、受けない決断をした。
でも、本当は、もし、結果が陽性だった時に自分の心が揺らぐのが嫌だったのかもしれない。
わたしはこの子がどんな子だって受け入れる覚悟だし、産まれてきた後に育てる覚悟でいる。
産んで育てる覚悟がある、なんて、経験したことをないことだから綺麗事を言っているのかもしれない。
この子は元気に生まれてきてくれると信じている気持ちがあるからなのかもしれない。
それでも、わたしはエコーを通して、お腹の中で元気に動き回るこの子を見て、この子に会いたい、この子の命を守りたいと思った。
最近、少しずつ感じるこの子の胎動が生きたいと言っているように感じて、そして、何よりもわたしがこの子と一緒に生きたいと思っている気持ちを大切にしたいと思った。
だから、検査は受けないことに決めた。
わたしはその決断をしたことを後悔はしてない。
もし、この子が仮に世の中で言われるような障がいを持って産まれてきたとしても、それはこの子がそれを選んで産まれてきたということだと思うから。
そして、わたしがその子を育てる人生だったということだから。
育て方が変わってくるだけで、わたしのお腹にいる、世界中でたった一人の「この子を育てる」ということには変わりがない。
そして、その子がどんな個性を持っているか、ただそれだけだから。
それをどう捉えるかは、わたしの問題。
何よりも障がいがあろうが、なかろうが、一人の人を育てることは、簡単なことではないと思う。
だって、この世には存在しなかったこの子が今、お腹の中でお腹を蹴るぐらいまで成長して、自分で心臓も骨も皮膚も作って、動くようになって、まだまだ大きくなる。
この世には存在していなかった存在を産み、育てることができるなんて奇跡でしかない。
そんな奇跡を起こそうとして頑張っているこの子の命を終わらせることなんて、わたしにはできない。
だから、出生前診断を受けることはやめた。
この先の将来、何が起こってもわたしはわたしの選択、人生を受け入れて生きていく。
いろいろ書いたけど、この子が元気で産まれてきてほしいと願うから、わたしはこの子のために今、出来ることを頑張る。
昨日1日かけて、コウノドリのドラマを観続けて、赤ちゃんを授かれること、
そして、その赤ちゃんが産まれることってどれほどの奇跡なんだろうと感じ、わたしの決断がブレないものになった。
だから、この選択を決断した自分の想いを残したくて、
そして、未来にもし、何か迷うことが出てきてしまった時の自分に向けてのnote。
べび、わたしを選んでくれてありがとう。
そして、元気にすくすく育ってね。
大好き。愛してるよ。べび。
最後に・・・
このnoteに書いている内容は、あくまで個人的な意見かつ、個人的な選択についての内容です。
大切な命や人生に関わることなので、いろんな方のいろんな考えや意見があって、いろんな選択があると思っています。だからこそ、何が正しいとも、何が間違っているとも思っていないことだけ、最後に記載させて頂きます。
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