見出し画像

【8w〜10w】あれはつわりだったんだ

妊娠12週目に入って気づいたこと。

8〜10週目のあの世界の終わりのような感じは、つわりだったんだということ。

わたしの中でのつわりのイメージが嘔吐するイメージだったから、一度も吐き気を感じたことがなくて、自分はつわり軽いのかなって思ってた。

でも、12週目に入って、体調が良くなって気づいた。
わたしもつわりを経験していたということに。

今振り返れば、

・シャンプーの匂いがキツすぎて髪の毛を洗うことが苦痛だった(メリットに助けられた)
・香水の匂いがキツすぎて、香水つけている人を避けがちになった(いい匂いって思っていた時が嘘みたいだった)
・そもそも家の外に出た瞬間、外界のあらゆる匂いが無理すぎて、家から出ることが苦痛すぎた(世の中ってなんであんなにいろんな匂いが入り混じっているんだろう、世界が臭すぎて辛かった)
・ニンニク、ネギの匂いがとにかくダメで料理するのが苦痛だった(キウイとか、バナナとか、りんごとか、とにかくそういうものしか食べたくなかった)
・魚は食べる、匂いを嗅ぐはおろか、見たり、想像するだけでも気持ち悪かった(結構トラウマレベルで魚料理はしばらく食べられる自信はない)
・味覚が変わって卵を不味いと思うようになったし、今まで美味しかったご飯が美味しくなくて食事が苦痛だった(でも、謎に我慢して食べてた)
・アロマキャンドル、、すごく好きな匂いだったのに、匂いが苦痛すぎてビニール袋にしまって封印した(あんなに毎日焚いていたのに、なんで買ってしまったんだろうと後悔する始末)

、、、書き出したらきりがないぐらい、とにかくありとあらゆる匂いがダメで、週末は土日どちらも家に引きこもっていた。

街には匂いが溢れかえりすぎていて、近所の美容院の前を通る時は息を止めて通り過ぎたし、スーパーはいろんな匂いがはびこっていて、スーパーに食材を買いに行くのも苦痛で、食べ物にニンニクやネギが入っていようものなら今まで美味しいと感じていたものをまずいと感じることに悲しくもなった。

食べられるものもなんだかんだ限られてたし、家の中からただただ出たくなかった。

何もしたくない、ただただベッドでゴロゴロしてYouTubeやアマプラをひたすら観ながら、自分はこんなにも無気力な人間だったっけ?って、自分の人格?アイデンティティ?が分からなくなって、自分はこんな人間じゃないはずなのに、、、って、また悲しくなった。

それでも、お腹の子は愛おしくて、この子が生きていてくれること、それだけが唯一の救いだった。

今思えば、結構辛い日々だったけど、でも、お腹にべびちゃんがいてくれる、それだけでなんとか生きてられた。

大袈裟かもしれないけど、それだけ憂鬱でしんどかった。

心から世の中のママさんを尊敬した。

そして、この経験をできることすらも、この子がわたしの中にいてくれるからこそのことで、それがただただ嬉しくて愛おしかった。

べび、今日も愛してるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?