「危機」は「機会」だ

コロナの期間、いろいろなことが塞がっている時ですよね。

このような時期であるからこそ、私たちに危機も多いです。
経済、勉強、様々な部分で塞がっている、そういう危機の時です。
ですが、すべてのことが塞がっているわけではありません。必ず塞がっていない部分があります。
曇っていても、うっすら晴れ間が見えていたりするように、危機の中に必ず「機会」はやってきます。
私は先日、尊敬する恩師から

「よい時であれ悪い時であれ、機会がやって来るから、この機会に従って知恵深く行おう」

という話を聞きました。

とても感銘を受けたので、皆さんにご紹介します。

オリンピックを見ても、陸上選手がコーナーを回る時は、相手の選手が前に出て行ける「危険な時」ですが、自分も前に出て行ける「機会の時」でもあります。
バスケットの試合でも(私はバスケ経験者ですが)自分がゴールを入れられなかった時、すぐにでも相手側にボールを奪われる「危険な時」ですが、
味方側がリバウンドを取ってまたシュートを決めることができる「機会の時」です。

サッカーの試合でも、「危ない時」が多いです。相手側がドリブルをしていく時が「危険な時」ですが、その時、ボールを奪ってドリブルをしていって、ゴールを決めることができる「機会の時」にもなります。
このように、<危機>は、「また違う機会」をもたらします。

スポーツの試合を見ていると、私たちの人生と似ている部分がとても多いです。
学校でもそうですし、職場でも家庭でも。人生を生きる時、私たちに予定していなかった「危機」がやって来ることがとても多いです。
このような時、どうしたらよいのか分からず、危機を「危機で終わるのだな」と思ってしまいます。
ですが、危機と共に機会はやってきます。
ですから、危機が来ても、そこで挫折したり、落胆したり、あきらめたり、留まったりせず、気持ちを切り替えて方法を変えて、

「小さいとしても行なうこと」

がとても大事です。
小さい機会ですが、そうしたらその機会を掴むようになります。
そしてもっと大きな機会まで得るようになり、予選から準決勝、そして決勝にまで進み、逆転優勝する場合もあります。
そのようなシーンが今回オリンピックを見ても数えきれないくらいありましたよね!

今の危機はコロナによって大きくできない時ですが、これまで述べた通り「危機の中から機会を掴み、そして小さくても毎日すべきことをする」ことが、今は大切なのです。

危機を言い訳にして、何もしなければ、何も残らないのです。勉強も、少しでもやれば、少しでも頭の中に残ります。お金も、少しでも稼げば、少しでも残るようになります。

スポーツ、運動も、10分でも毎日行えば、健康を維持できます。
これと同じく、

「小さいとしても行えば、少しでも得るようになります。そして、これが機会になって、大きな機会を得るようになります。」


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