2023/3/2 新しいザックとトレランシューズを試しに陣馬山へ。あとは、舞妓はんひぃ〜ひぃ〜と青天狗さんと岐阜屋さんのこと。
3月2日(土)、陣馬高原下バス停から陣馬山へ行ってきた。
今回の目的は新調したトレラン用ザックとシューズを試すことだ。
シューズはアシックスのトラブーコマックス3(Trabuco Max 3)。
ザックはブラックダイアモンドのディスタンス22
コースの詳細はヤマレコへ
JR高尾駅でおり、バスで陣馬高原下バス停へ向かう。1時間に1便程度。
高尾駅10:45発のバスは地元の方で半分ぐらい席がうまってた。この時間に登山目的で乗る人はまずいない。普通に登るには遅すぎるのだ。山目的の方は他に1名だけだった。11:22に陣馬高原下バス停へ到着。バス停にはトイレやお蕎麦屋さんがある。水道はみあたらないので事前に水は用意していったほうが良い。
バスをおりて1.4kmほど林道歩き。ハイキングコースに入ったなと思ったらすぐに急登が続く。
なんでまたトレランシューズにアシックス?と思われるかもしれない。
これまで、ラ・スポルティバx3足、ホカオネオネx1足、サロモンx4足、オンx1足、アルトラ(ローンピーク)x1足、などを履いてきた。スポルティバ、サロモンのグリップがとても気に入っていた。サロモンのシューレースが便利で最近はサロモン一択だった。これを買う前はサロモンのウルトラグライド2を愛用している。これも良いシューズ。
ちなみにVibramソールの「メガグリップ」はまったくぼくには合わなかった。どこがメガグリップなんだってぐらい滑りまくるよあれ。
そんなさなか「アシックスのトレランシューズはその名も”アシックスグリップ”と呼ばれるソールがめちゃくちゃすべらない」という評判をネットで知った。
ランニングシューズではアシックスを使っていてぼくの足との相性はわかっていた。試着しにいってそのクッションとデザインに一目惚れして買ったという流れだ。
結論としては「最高」だった。当日は雪と雪解け水による泥がミックスされたような路面で一部凍っている場所もあった。どの場面でもスリップすることなくしっかり路面を掴み続けてくれた。
そしてふかふかのソールはガンガン下っても根っこや岩に乗っても突き上げ感はほぼなく、長距離(今回は17キロと短いけど)でも足の披露がまったくこれまでのシューズとは違った。ラグが深すぎないのでロードに出てからもしっかり走れた。グリップが良いのでアスファルトに食い込み「ムチャムチャ」と音がする。
しかも16,830円とかなりリーズナブル(ホカオネオネなんて23,000〜がメイン)。ソールの耐久性がどのくらいかにもよるけど、かなりコスパは良いと思う。おすすめです。
陣馬山山頂でお昼ご飯。バス停から1時間弱でついちゃうから11:30着のバスでちょうどよいのだ。
トレランだけどバーナーと水を持ってカップラーメンにする。チョリソーを茹でる。そんなとき小さなトレランザックだと容量がたりないので20L以上の容量が必要になる。特に寒いこの時期は防寒着などもかさばる。
お昼ご飯はセブンイレブンの担々麺にした。初めて食べたけど担々麺のごまペーストがとても美味しかった。辛いもの好きとしては物足らなそうだったので大好きな一味「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」を持ってきたけどこれまた正解だった。めちゃくちゃからいので普通に売ってる一味じゃ物足りない人にはおすすめです。七味も売ってるけど断然こっちの一味がよいです。
新しいザック「ブラックダイアモンド ディスタンス22」は数字のとおり、22Lの容量だ。ちなみにザックの容量ってどうやって調べてるかご存知でしょうか。じつはピンポン玉が何個入るかで容量を決めてるらしいです。メイン気室やポケットにピンポン玉をつめまくって何個入るかで容量が決まるんですって。
肝心のザックは70点という感じでした。残念。
試着した時はLサイズでピッタリだったんだけど、今回のような重量のある荷物の場合、後ろに引っ張られてしまい、ショルダーハーネスを引き寄せる機構がついてたら良かったなと感じた。
というか登山専門店にはザックに入れる重りを用意してくれてるけど、トレランザック屋さんにもおいて欲しい。重さに対する揺れ具合ってとても重要だと思うんだよね。
ショルダーハーネスについているポッケももう少し大きいほうが中のものが落ちなそうだった(ノースフェイスのTRの大きさが好み)。他にはメイン気室に財布を入れるチャック付きのポケットが欲しい、蓋が2アクション(特にひっかけるフックのパーツ)の操作がわずらわしいなどの不満が残った。
これを売って他のを検討しようかなとも思うけど、20リットル超えのトレランザックってありそうであまりないんですよね。パーゴワークスのラッシュが20、30リットルを出してるけど、以前パーゴワークスのトレランザックを買ったとき、ショルダーハーネスの厚みが首にこすれて違和感があったので避けてる。サロモンからも出してたけど(XA25)、ショルダーハーネスをつなぐストレッチコードがゴムなんですよね。20Lを超えると重量が増えるので走るとビヨンビヨンして揺れちゃうんです。悩ましい。しばらく様子を見てみよう。
容量の小さなトレランザックはノースフェイスのTRシリーズが気に入ってるのでTR20やTR25が出ることを期待。ノースフェイスの欠点はボトルホルダーが浅いことぐらいですかね。サロモンのソフトフラスコだと窮屈。ノースフェイス純正のソフトフラスコを使えば問題ないのでこちらのわがままなのですが。
なんでサロモンのソフトフラスコを使ってるかって言うと、ロックできるキャップが別売りしてて、交通機関で移動中でもザックの中でうっかり水漏れを防げるからなんです。