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Photo by
hondashizumaru
動線を意識すると忘れ物が減る
発達障害の方は、忘れ物をよくします。
当事者の私も例外ではありません。
今回の結論は、「動線を意識して物の置き場を決めると忘れ物が減る」ということです。
動線とは、建物の中を人が自然に動く時に通ると思われる経路を線であらわしたもの。(Wikipedia参照)
ふだんの自分の行動線上に必要なものを置き、目につきやすくすることで、忘れ物が減ります。
実際に私が動線を意識して行なっている事例について、ご紹介します。
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家を出る時、マスクや鍵、傘を忘れて、また戻ってくることが頻発していました。
家を出る時に持ち出すものは、玄関の目に付くところに置くことで、忘れることが減ります。
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小物の場合も同様に、目に見える形で置くのも良いですが、色の統一性やバランスがないとごちゃごちゃして見た目も悪くなります。
そこで収納ケースに入れる方が多いと思います。
そうするとケースを開けないと見えないので、そのうち存在を忘れてしまいます。
「あれはどこにいったのかな?」と探すことになったり、持っていることを忘れて同じ物を買い直し後悔する羽目になります。
ケースに収納する場合は、外から何が入っているかわかるような透明にするか、テプラで明示することをオススメします。
物の置く場所を明示しておくことで、元の場所に戻す際の迷いが減ります。
元のキレイな状態を保ちやすくなります。
今回の話が、忘れ物の改善する参考になれば幸いです。