発達障害者の方が、人として普通じゃないの?と思った点について。
発達障害のある人の特性として、「自分が興味持ったことに関して、触れたり・調べたり。追求しようとする姿勢」を挙げられることがあります。
よく好奇心旺盛やこだわりの強さで説明されます。
身近な兄や友人の赤ちゃんを見ていると、その特性は誰もが持っていたと思います。
赤ちゃんは、みんな様々な物に触れたり口に入れたりしようとしますよね?
見ただけでなく、触れてまで確認しようとする好奇心の強さ。
興味を持った物に対しては、親に止められても、泣いてまでやろうとすることも。
つまり、誰しも発達障害で挙げられるような強い好奇心を持っていた。それは人として当たり前の特性だったのが、親や学校の教師から周囲と合わせるように”しつけ・教育”を受けた中で、捨てて来たのではないか?ということです。
教育や親のしつけも、人を傷つけたり、迷惑をかける行為に対して指導するのは社会で生きていく上でも必要です。
ところが周りと違うというだけでも指導を入れる。没個性を押し付けながら、個性の大切さを言われる。
子供のうちは混乱してしまい、周りに合わせるのが普通だと思い込むと思います。
発達障害があると、空気が読めなかったり、人の表情を捉えることが苦手なことが功を奏して、その特性を捨てずにいられたと思います。
先週、クジラの肉を食べたことをきっかけに、鯨について興味を持つようになりました。
ここまでは発達障害の有無に関わらず、誰しもあると思います。
そこから、自分が食べた部位がどこに当たるのか?
ふだん食べる牛や豚と何が違うのか?
捕鯨の歴史にまで、興味・関心の輪が広がっていきます。
中には、クジラから連想して、別のことに関心が移る人もいます。
発達障害のある人にとって、関心ごとに意識がとらわれていくことは、よくあるのですが、それは人が本来持っていた特性なのではないかと思います。
その特性が活かされて、進んだ研究や発見もあります。
子供っぽいなどと否定せずにいて欲しいです。
関心の輪を広げ、知識を増やすことで物の見方が変わったり、物事の面白さに気づくことがあります。
以下は余談です。
調べたところ、クジラの肉は、”高タンパク・低脂肪・高鉄分”とダイエットや健康にも向いているということが分かっています。
クジラの体内に含まれている「バレニン」には、抗疲労効果があり、疲労回復効果(乳酸の分解)を期待できるそうです。
それだけではなく、認知症・もの忘れの予防改善 ・活性酸素 (老化物質)の除去といった効果が報告されています。
もしかしたら、発達障害の改善にも効果がある?
少し期待してしまいますね。
ネットや店舗で、小分けでも売られており、部位にもよりますが、100g が大体500円〜1,000円位です。
豚や牛の倍はしますね。
安くならないのに、クジラが養殖できない(場所や大喰らいなのでコスト面から)という点もあるのでしょう。
一部の絶滅危惧種を除けば、クジラの数が減っている訳でも無さそうです。
安くならない原因はそれ以外にもありますが、「好奇心ネコをも殺す」という言葉にあるように、身を滅ぼすようなことがない程度にしておきたいと思います。
(参考資料)水産庁の古いデータですが、捕鯨の歴史までまとまっています。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/whale/pdf/140513japanese.pdf
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?