うまく行かなくて落ち込んだ時は、どうすれば良い?

発達障害のある人は、多かれ少なかれ日々何かしらやらかしているものです。
忘れ物、遅刻、失言、見落としなどのミス。

発達障害があるとミスは頻発するものです。ミスが重なると、自分を責めてしまい落ち込みが深くなりやすいです。
後悔、恥ずかしさ、情けなさなどのネガティブな感情に悩み、眠れない日を過ごす人もいるのではないでしょうか?

さらに悪いことに、今してしまったミスをきっかけに、過去のミスまでフラッシュバックしてしまい、相乗効果で、いつもより強い否定的な感情に襲われ、自分を責めてしまうことがあります。

その時にどう対応すれば良いのか?

”やってしまった行動”に対して、徹底的に批判してください

批判するのは行動であって、自分自身ではないというのがポイントです。
自分を批判し続けて、行き着くのは自己否定です。その結果、耐えられず自分を傷つけたり殺める行為をしてしまう人もいます。

自分を否定する感情を出すなとは言いません。湧き起こってしまうのでどうしようもありません。
しかし、そうなった原因はどこにあったのか?やった行動に対して批判の目を向けるよう努めてください。そのうちに、次やらないためにはどうすれば良いか対策を考えるようになってきます。

具体的なやり方としては、紙とペンを用意して書き出すことです。頭の中だけでやると客観性を失いがちです。

ミスした行動の前にはなにがあったのか、なにが足りなかったのかを挙げて、次回同じミスをしないための準備をすることまで出来れば最良です。
まずは落ち込んだ状態を少しでも戻すために、冷静になるためにやるのが1番の目的です。
ここでは解決方法が思いつかなくても良いです。自分の考えの中で出なければ人の助けや書籍に頼れば良いので。

エマーソンの言葉だったと思いますが、不安や恐怖は無知からくるそうです。
落ち込んだ時の対処法を知ってるのと知らないのとでは、大きな差があります。

知っている知識があれば、それを活かす。なければ学ぶか、他人に頼ることです。その場合は、精神科医やこころの健康相談センターに相談してみることをオススメします。

参考に落ち込んだ時の対処として、書籍や医師のアドバイスでは、下記のようなものがありました。
・趣味など没頭できることをする。
・運動など、身体を動かす。
・リラックスできるようなところへ出かける(主に自然の多いところ)。
・ゆっくり休む(寝る)。
・マインドフルネスを行う。(呼吸を整える)
・紙にうまく行かなかったことや感情を書き出す。

精神的なストレスが重くならないように、1つでもいいので日常の中に習慣として取り入れることでストレス耐性を上げておくことをオススメします。

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