中国各地の最低賃金基準が発表、上海がトップ!
2023年1月2日、人力資源・社会保障部は、その公式サイトで中国全国の各省(直轄市及び自治区)の最低賃金基準(2023年1月1日現在)を発表しました。
上海市は2,590元で、全国トップとなっていました。また34省(直轄市及び自治区)のなか、14の省(直轄市及び自治区)の月間最低賃金基準は2,
000元以上を超えていました。
上海の月最低賃金が2590元で全国最高
人力資源・. 社会保障部が公布した「最低賃金規定」によると、最低賃金基準は、原則として月最低賃金基準と時給最低賃金基準で構成されるものです。月最低賃金基準は、全日制労働者に適用されるものに対し、時給最低賃金基準は、非全日制労働者に適用されるものです。
最低賃金基準の詳細金額をみると、上海市の月最低賃金基準は2,590元に達し、全国のトップとなっていました。次は深セン市で、月最低賃金基準は2,360元で、その3位は北京市で、月最低賃金基準は2,320元でした。
北京の時給最低賃金が25.3元で全国最高
時給最低賃金基準の詳細金額を見ると、北京の時給最低賃金基準は25.3元で、全国の最高基準でした。
また、上海市と北京市の月最低賃金基準額には、労働者個人が法律に基づき納付必須の社会保険料と住宅積立金が含まれていないことを注意しなければなりません。