早朝の上野駅、秋田から来た夜行急行鳥海《03》外出自粛でも旅の気分
1976年暮の早朝、もう40年以上も前の光景です。秋田から日本海に沿って走り新潟からは上越線で上越国境を越後から上州に越えて、上野に来る列車です。先頭の電気機関車には雪がたくさん付いたまま上野に到着。
あのころは、毎朝夜行列車が次々上野に到着していました。この鳥海以外にも、同じ秋田からでも奥羽本線で山形回りの急行津軽や、金沢方面から信越本線を回ってくる列車、青森や岩手からは東北本線や常磐線経由の列車がありました。
あのころ上野に次々到着する夜行列車を思い出すとこんな感じでした。
鳥海の他にもたくさん夜行急行列車が到着してきました。
秋田から、津軽、鳥海、おが
酒田から出羽(ディーゼルカー急行、座席車だけ)
青森から十和田、八甲田
盛岡から北星(寝台列車)、いわて(座席車のみ)
福島から、あさひ
仙台から新星(寝台列車)
会津若松から、ばんだい
新潟から天の川(寝台列車)、佐渡(座席車のみ)
金沢から能登
福井から越前
長野から信州
これ以外に特急列車もありました。
私も元気な鉄道少年だったようで寒い冬の朝にカメラぶら下げて上野に行ったのでした。
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