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甲子園密着

朝、スッキリ見てて、ある甲子園出場校の密着があまりにも感動したので書こうと思う。

観た人多いと思うけど。

福島県立磐城高校の密着。

僕もレベルは低いが、高校時代は陸上部に所属して汗を流した。

顧問の先生にはほんとお世話になったし、苦しい時も嬉しい時も部員たちとは大いに分かち合った。

やはり高校時代や中学時代というのは、かけがえのない瞬間で、今振り返ってもあそこまで打ち込むことって、あの時期だからこそ出来たと思う。

大人になるとなかなか邪念が出来たりするしね。(特に自分の場合w)

それにしても磐城高校の選手たちはほんとにまっすぐに野球に向き合っていた。キラキラ輝き一生懸命プレーする姿にとても感動した。さらにVTRの中では、甲子園出場直前の突然の先生の異動とか重なって、これまで一緒に練習してきた先生との突然の別れとか、でも、どうしようもない現実の感情とが相まって、素晴らしいストーリー展開に泣ける泣ける。

でね、何が言いたいかというと、ほんとに素晴らしいと思ったのは監督が選手に掲げた言葉なんだよね。

「Play hard」

この言葉を選手たちはスッキリのインタビューに答える時に連呼してた。この言葉がどれだけ選手1人1人に染みつき、彼らを動かす原動力となっているかがはっきりと感じられた。

言葉は人を動かす。変えるのだ、と。

僕もこれまで俳優の先輩達にはたくさんの言葉をもらい、それが今も自分を動かせている。

さらに振り返るとちょうど学生時代、スラムダンク世代の僕は「あきらめたら、そこで試合終了です。」とか、大人になったら、スティーブ・ジョブズの「stay hungry stay foolish」とかは有名で、その時の影響は計り知れないほどだった。スッと自分に入り込んできた。ほかにも言葉で人々が変わる現象は歴史上もたくさんある。

企業とかでも、きちんと理念があって標語みたいなのを掲げてその目標に向かって動くというのはよく目にする。

逆を言えば標語がないと目標を見失いがちになると思う。

磐城高校の保先生は素晴らしい指導者だと思うし、そういう先生に出会えた選手たちは最高に幸せだろうと思った。おそらくその後の人生ずっとPlay hardの言葉は彼らを助け、励まし、時には誇らしく寄り添ってくれるに違いない。

実は僕も迷ったら辞書をひく。良い言葉に出会えれば、迷いや悩みは一瞬で解決することがある。

まだまだ知らない言葉はたくさんある。

今回の磐城高校の選手たちを尊敬の眼差しで見ている僕も、Play hardは原動力の一つとなると思う。



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要潤
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