アウトプット大全4 〜率いる〜
リーダー的なポジションの人が、他者のモチベーションを上げるには、目標の共有ではなく、ビジョンの共有が良いらしい。
ビジョンとは、理想の未来像、理想のイメージ。
例えば、「大学に行きたい」は目標。「大学に行って何をしたいのか?」「どんな自分になりたいのか?」それがビジョン。
意外と視点として、抜けがちなこと。「金持ちになりたいけど、それをどう使うか考えていなかった」みたいな…
自分は、この考え好きだなぁ。でも、ビジョンは、抽象的になることが多く、リーダーが他者に伝えても、逆に具体的な目標や道筋を示してほしいと言われることがある。
リーダーは、率いる他者の状況を踏まえた、周囲への働きかけが必要。
例えば、すでにビジョンが共有できているときもあって、そういうときは、具体的な目標や道筋を示すこともやっぱり必要。また、そのとき、トップダウンで示すよりも、リーダーも含めて一緒に考え、そして、ともに道筋を明確にしていく。その整理とか、ファシリテーションが必要。そうすれば、その目標に対して、みんなでよりコミットできる。
一方、そもそも、疲れていたり、忙しすぎたり、気持ちに余裕がないときは、ビジョンや具体的な目標を示されも、入ってこないかもしれない。そういうときは、しっかり話を聞いてあげるなどして、自信を持たせ、内側からモチベーションがあがるようにするなど、他者をエンパワーメントすることも必要かも。
信じて待つことも重要。
率いるっていうのは、なかなか難しい。そして、何よりも、率いる側のメンタルが健全でないとだめ。理屈をわかっていても、きっと、これらの他者への気配りや働きかけが継続できない。
持続可能性も大事。
リーダー自身のエンパワーメントも大事