キャッスルマン病のこと(アクテムラ使用後編)
ウェリントンのシンボル的なアイリッシュパブ、モリーマローン。撮影当時はその数年前の地震で地盤がダメになり、営業どころか、立て直しの見込みも立っていません。今はどうかな。
さて先日、月が替わって最初の通院日となりました。ここでの血液検査は項目が多く、気になるのです。炎症性反応(CRP)は月2回検査しても問題ないのですが、健康保険上月に1回しか検査できない項目がけっこうあります。どきどきしながら診察の順番を待ちました、というのはうそで、診察してから、アクテムラの点滴が行われるので、「早く診察が回ってこないかな」と考えていました。
で、診察では検査の結果の説明を受けました。この前まで2回点滴を受けましたが、CRPがなんと、正常の範囲に入りました。自分でもびっくりです。また、ひと月に1回という免疫グロブリンの値も2種類が異常だったのが、1つは正常の範囲になり、自分でも驚いています。もう1種類は変化のスピードが遅いので、今後も観察です。その他、貧血症状も改善し一安心です。プレドニンは1mg減薬(まだ少し多めですが)となり、喜びの中、点滴を受けるところに行ったのでした。
ただし数日後のどが痛くなり、急いで近所の医師にコロナとインフルエンザの検査をしてもらいました。アクテムラは感染症にかかっても、それに反応して出るインターロイキン6を抑えてしまうので、発熱等出にくく、気づくのが遅い場合があると、担当の先生からいわれているので心配でした。結果は咽頭炎のみでいいでしょう、というのでほっとしましたが、今後も注意しなければなりません。
風邪の季節で、コロナとインフルエンザは予防注射を考えないといけません。アクテムラの前に、帯状疱疹のワクチンを済ませました。防げるものは防がないと、という気持ちです。この次の診察で予防注射のことを医師に相談しようと思います。
最近、胸からお腹の皮疹も、アクテムラ後は薄くなり、自分でもびっくりです。以前温泉で、自分の体を見た子供に「この人、体に模様がある!」と言われ、ショックだったのです。だいぶ薄くなってきたので、これもうれしい効果です。Tatooではないのですが、こんどは気楽に温泉に行けそう。