日商簿記3級の勉強法
こんにちは、プリンスです。本格的な記事、第一号です。今日は日商簿記3級の勉強法をまとめていきたいと思います。
1.簿記3級とは?
簿記とは、会社の経営活動や経営成績をまとめたものです。
3級はその中でも基礎的なものです。初めて経理や経営を学ぶ方や、経済・経営学部の1年生におススメです。
主催が異なり、日商簿記、全商簿記、全経簿記があります。
日商簿記が社会人向け、全商簿記が商業化の高校生向け、全経簿記が経理事務を目指す専門学校の学生向けと一般的には言われてます。
難易度としては
日商簿記>全経簿記>全商簿記
だと思います(個人的な感想です・・・)。
日商簿記3級は70点以上で合格となります。
2.なぜ受験しようと思ったのか
僕は基本的に、なるべく無駄なことはしたくない、怠け者です(さとり世代)。この簿記の検定を受けようと思った理由は、ズバリ、「単位が取れるから」。僕は商学部の学生で、簿記学が必修なのですが、「日商簿記3級に合格した生徒は平常点を満点の扱いにします」と言われました。そんなに、簿記を学ぶ意欲にあふれていたわけではないのですが、「単位が取れるなら、、、」という気持ちで簿記を始めました。
3.使った教材と勉強時間
僕がメインとして使った教材はこちらです↓
https://books.rakuten.co.jp/rb/15713918/
・・・はい、当時の僕は全経も日商も分からず、「簿記3級」と書かれているものをテキトーに選んでしまいました。ただ、簿記3級はとにかく手を動かしていくことが大切なので、教材はそこまでこだわる必要がないと思います。
問題演習や模擬試験として使っていた教材はこちらです↓
https://books.rakuten.co.jp/rb/16157197/?l-id=search-c-item-text-01
勉強時間は1日1時間~2時間、約1ヶ月くらいです。目安としては、約50時間ほどで合格しました。より具体的な勉強法をこれから書いていきます。
4.勉強方法
勉強方法はいたってシンプルです。
まずは試験日までの期間をインプット期・アウトプット期・直前期に分けます。目安としては1:2:1くらいの比率です。例えば、試験まで残り1ヶ月なら、最初の1週間はインプット期、その次の2週間はアウトプット期、最後の1週間は直前期となります。
インプット期には、参考書を使いながら、簿記のルールを覚えていきます。損益計算書、精算表、貸借対照表など、見慣れない言葉も出てくると思います。ここで大事なのは「いきなり全部完璧にマスターしようとは思わない」ことです。いずれ勉強を続けていれば必ずわかるようになると言い聞かせながら、どんどん進んでいきましょう。多くの参考書には、練習問題が各章についています。その問題は必ず自分の手を動かしましょう。
アウトプット期は、とにかく問題をたくさん解きます。時間配分などは特に気にしなくてもよいです。問題を解き、躓いたら参考書に戻る、というのを繰り返していきます。
直前期は、時間をきっちり測りながら行うことをオススメします。日商簿記3級の試験時間は2時間なのですが、本番では、予期せぬミスなども起こってしまいます(試験会場には魔物が住んでいます)。そのため、直前期には、1時間45分で解き切る練習をしておくと、本番でハプニングが起こってしまった時も、落ち着いて立て直すことができます。
5.結果と反省
2017年6月、僕は無事に合格しました(100点中87点)。しかし、個人的な反省としては・・・「勉強をしすぎた」ということです。何を隠そう、この簿記3級が僕にとって初めての資格試験。そのため、右も左も分からず、事前に戦略を立てたり、情報収集をすることなく、闇雲に勉強してしまいました。
貴重な時間とお金、そして労力を使うからこそ、
「最低限の努力で、確実に受かる」というポリシーが確立された試験となりました。
6.終わりに
初めての試験ということもあり、簿記3級では裏技やヤマ張りなどは一切なく、正々堂々と戦(ってしま)いました。しかし、この試験を機に、「これ以降の試験では、戦略を練って、楽して受かる」を目標にしました。次回以降の記事では、戦略や楽な勉強法などをメインに書いていこうと思います♪
それでは、また~