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RAKSUL DESIGNの現在地(2023年秋)
こんにちは、RAKSULでデザインマネージャーをしている和泉(ジェイ)です。
先日、社内インタビューを受けて回答した内容を元に、最近のRAKSULにおけるデザイン組織での取り組みや、目指している姿などについて書いた記事になります。
Q1. RAKSULのデザイン組織は何をしているチームですか?
デザイン組織として目指しているビジョンに当てはめて回答をすると、RAKSULという会社の成長と、今だと主に印刷、集客支援などを行なっているラクスル事業の成長と国内外における新規事業の創出にデザインという手段で成果を上げ貢献するチームです。
デザインすることが役割ではなく、デザインによって成果を上げることを役割として認識しています。
Vision
お互いの専門性と多様性を尊重し、各々が強みを発揮することで、3つの成長(事業、仲間、個人)に寄与する
Q2. デザイナーの仕事内容について教えてください
具体的にはデザイン組織で掲げているミッションをもとに説明したいと思います。
Mission
【プロダクトデザイン】
顧客の持つ本質的な課題を抽出し、慣例や固定観念、手段に囚われることなく解決した上で、満足して継続利用できる状態にすること
【チームビルディング】
チームの空気を良くすることで、メンバーのアイデアを引き出し、チームのパフォーマンスを向上させること
【全社のデザインリテラシー向上】
デザイン組織外へ、デザインを浸透させることで、事業やプロダクト戦略の立案と意思決定にデザインで貢献すること
ひとつめの【プロダクトデザイン】については書いてある通りになりますが、国内外を含め複数の事業とプロジェクトにおいて取り組んでいます。
上記に加えて、プロダクトのマーケティング施策(バナー広告、キャンペーンサイトなど)やコーポレート部門におけるステークホルダー(採用候補者、株主、投資家etc)とのコミュニケーションデザイン(HPやIR資料など)といった幅広い領域での提供したい体験と価値を様々な手段でデザインしています。
ふたつめの【チームビルディング】について、RAKSULのプロダクト開発は、職種や部門を横断してプロジェクトチームが組成されます。
関わる部門と人数が多いので、お互いのパーソナリティを理解しあった上での円滑なコミュニケーションというのは、とても難易度の高いことです。
そういった場においてデザイナーには、潤滑剤として全員が発言しやすい雰囲気と空気感を醸成することを求めています。
最後の【全社のデザインリテラシー向上】については、RAKSULにおけるデザイン経営の文脈で取り組んでいます。
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僕自身のミッションとして最も注力していることのひとつでもあり、不定期で開催しているデザイン寺子屋など、ノンデザイナー向けの勉強会もこの一環として実施しています。
プロダクト開発のフレームワークやガイドラインの策定など、様々なアプローチで実現できるようチャレンジしています。
Q3. デザイナーは、どういった人たちと仕事をすることが多いですか?
メンバーやプロジェクトによって様々ではありますが、経営役員、事業責任者、プロジェクトリーダーとのやりとりは比較的多いと思います。
CSや営業職の皆さんに顧客課題についてご教示いただくことも多いです。
社外で言うとユーザーさまとの直接的なリサーチやヒヤリングなどを行ったりもしています。
Q4. デザイナーの職能について教えてください
対外的なリクルーティングだったり、個人ごとのキャリアパス、目標設定をする際に指標とする○○デザイナーというものはありますが、社内的というか個人的には領域を分けてデザイナーの職種をラベリングしていません。
デザインする領域や対象を越境していくことを是としているので、○○デザイナーというラベルが邪魔することすらあると思っています。
Q5. デザイン組織の雰囲気を教えてください
最近、中途メンバーが複数名ジョインしてくれたこと、来年4月にはRAKSUL初の新卒デザイナー達も入ってくるという状況もあって、新しいコトへのチャレンジが前向きに出来ているかなと思っています。
他部署や全社の指針に関わることが多い部門なので、全員が体現できているかどうかは置いておいて、『社内で最もポジティブ思考なチーム』でありたいと思っています。
Q6. デザイン組織全体の目標を教えてください
関わる全てのコト、モノ、ヒト(会社としての社会への貢献、事業の成果、仲間の成果など)へ貢献したいと思っています。
データ、ファクト、ロジック、過去の経験と知識、個人の持つ感性と表現力といったことから紡ぎ出されるデザインと説明力を持って、チームが悩んでいる時や意見が割れた際に、方針を差し示すアウトプット、デザインで解決できる組織になりたいですね。
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結果として、RAKSULにとってデザインが4つ目の競争優位性であると言える成果を出し続けている状態を目指しています。
Q7. 最後に一言お願いします!
RAKSULのデザイン組織に少しでもご興味ある方、いつでもお気軽にお声がけください!
僕たちと一緒に良いプロダクト、良い社会を作っていきませんか!
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