ビールを飲みながらノンデザイナー向けにヒューリスティック評価をテーマとしたデザイン勉強会を実施した話
こんにちは、RAKSULでデザインマネージャーをしている和泉(ジェイ)です。
今回は、社内勉強会として実施した『ノンデザイナー向けデザイン寺子屋』その備忘録というか2回目以降のレポート記事を推奨するために、まずは自分で書いてみようという記事になります。
勉強会の目的と背景
デザイナー職以外のノンデザイナーでもヒューリスティック評価とかユーザビリティテストなどが使えるようにユーザビリティの基本原則、評価する際の参考となるUIについて理解してもらえればなと。
そして、あえてオフライン開催にしてカジュアルに語り合える場を提供できれば、それはそれで組織マネジメント的にコミュニケーションやコラボレーションのキッカケ作りとなり価値があるかなと思ってビールを飲みながらの開催としました。(僕がビールを飲みたかっただけではないです。)
勉強会の内容
前半を座学、後半は実例を元にしたデザインレビューを実施しました。
以下は、そもそものヒューリスティック評価について、ちょっとだけ解説。
ヒューリスティック評価とは
プロダクトに対して、経験則に基づくユーザビリティ(使いやすさ)を評価し、UI上の問題を明らかにする手法です。
ヒューリスティック評価の特徴
ユーザーが見ても理解しにくい仕様書や、初期の荒いプロトタイプ、なんなら手書きのワイヤーでも評価が行えるので、UI開発における多くのシーンで活用できるというのが特徴だと思います。
ということから、ノンデザイナー向けに良いかなと。
実際のスライドの雰囲気が下記なのですが、社内向けの荒い内容なので、詳細はご勘弁ください。
参考となる原文はこちら
勉強会に参加したメンバーのアンケート結果
参加者の69.2%に「授業料として3万円払いたい」という評価をいただいたのはご愛嬌。(※残念ながら実際には請求していません。)
最後に
ノンデザイナーの皆さんが『学んだことを仕事に活かせそう!』となったので目的は達成かなと思いつつ、その場に生まれたリアルなコミュニケーションというのが、組織としての本質的な成果だったと思っています。
RAKSULは、自宅とオフィスでの働き方を織り交ぜたハイブリッドな働き方を推奨しています。(デザイナーは最低でも週1回出社を推奨)
働き方を選べることは、良いとして、リモートワークがメインとなることで、社内コミュニケーションが少なからず希薄化しているのではという課題感を持っていました。
今回の勉強会をオフラインでのオフィス開催に限定した事で、わざわざ出社して参加してくれたメンバーが多かったことは正直、想定外でした。
参加してくれたメンバー達が、プロジェクトや部署を超えてコミュニケーションを取ることで、今後の事業におけるコラボレーションや新しい事業が生まれるキッカケとなったら最高に嬉しいなと思っています!
(また美味しいビールをみんなと飲みたいので、次回以降のネタを考えます。。)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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