2018年回顧 「心に届ける」作品とは 【歴史奉行通信】第三十三号
あけましておめでとうございます。
いよいよ2019年を迎えました。
私の作品をご愛読いただいている皆様に、
今年も幸多かれと祈っております。
それでは2019年初配信
伊東潤メールマガジン
「第三十三号 歴史奉行通信」を
お届けいたします。
〓〓今週の歴史奉行通信目次〓〓〓〓〓〓〓
1. 初詣とお伊勢参り
2. 2018年 回顧
「心に届ける」作品とは
3. 感想 / SNS投稿ご協力のお願い /
第一回伊東潤アワードのお知らせ
4. 伊東潤Q&Aコーナー
5. お知らせ奉行通信
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1. 初詣とお伊勢参り
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さて、皆様は初詣に行きましたか。
私はここ数年、
正月も一日からデニーズに籠もって
仕事三昧なので、
初詣は近くの神社で済ませています。
小さな神社ですが、
大晦日の真夜中には焚火を行い、
お札やお守りを焼きます。
私は物心ついた頃から、
その炎を見つめて育ったのですが、
なぜかそれを見つめていると、
無事に一年過ごせたことに
感謝の気持ちがわいてきます。
初詣といえば、
東京だと明治神宮、
川崎だと川崎大師、
鎌倉だと鶴岡八幡宮が名所ですが、
日本で一番の賑わいは、
やはり伊勢神宮でしょうね。
初詣ではありませんが、
2018年の初頭、
私も初めてお伊勢様にお参りしました。
その時は、講演のついでに
観光気分で行ったのですが、
参拝を終わって石段を下りていると、
すっと体が楽になった気がしました。
なぜか体の中に積もった
澱(おり)のようなものが
取り除かれた気がしたのです。
パワースポットという言葉がありますが、
昔からご利益があると言われる神社には、
人生で積もり積もった澱を
取り除く効果があるのだなと
実感しました。
さて、今回は
「2018年 回顧」ということで、
昨年一年間の仕事を振り返り、
次号で今年の仕事について記したいと
思います。
まずは2018年から振り返りましょう。
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2. 2018年 回顧
「心に届ける」作品とは
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【新作】============
『修羅の都』
(文藝春秋(公明新聞連載))2/22発売
『ライトマイファイア』
(毎日新聞出版)6/22発売
『男たちの船出』
(光文社)10/18発売
『歴史作家の城めぐり』
(プレジデント社)12/14発売
【文庫】============
『維新と戦った男 大鳥圭介』
(新潮社)1/27発売
解説: 縄田一男さん
『池田屋乱刃』
(講談社)5/15発売
解説:澤田瞳子さん
『鯨分限』
(光文社)8/8発売
解説: 坂井希久子さん
『江戸を造った男』
(朝日新聞出版)10/5発売
解説:飯田泰士さん
『天下人の茶』
(文藝春秋)12/4発売
解説:橋本麻里さん
*各作品の詳細はこちらから
https://itojun.corkagency.com/works-archive/
2018年は、新作を5作も出した
2017年よりも少ない4作品でした。
逆に文庫は2017年の3作品
(『黎明に起つ』『野望の憑依者』『武士の碑』)
に対して5作品でしたので、
昨年は文庫に手間を掛けた
一年だったと言えるでしょう
(文庫の際に改稿しているため)。
2018年の新作は、
時代で言えば鎌倉、昭和、江戸、戦国と
多岐にわたっていましたが、
ジャンルとしても、
『修羅の都』=本格歴史小説、
『ライトマイファイア』=近現代ミステリー、
『男たちの船出』=時代小説、
『歴史作家の城めぐり』=城のガイド本
といった具合で、
バラエティに富んだ作品群を送り出せました。
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