【話題】#検察庁法改正案に抗議します。について思うこと。
こんにちは!今日のトレンドは今かなり話題の
#検察庁法改正案に抗議します
というトレンドについて思うことなどを書いていきます!
このトレンドですね。
これのトレンドを見て、皆様は何を思うでしょうか?
おそらくほとんどの人が特に関心がないと思います。僕自身もそこまで関心はなかったのですが、ここまでトレンドとして伸びているので、少し調べてみると、かなり面白く、そして僕は疑問に思うことが多々にありました。
その点について今日は書いていきます!
1.このトレンドの概要
このトレンドの概要としては、
[内閣の判断で検察幹部の「役職定年」を延長できるようにする検察庁法改正案の委員会審議は今月8日、与党が強行する形で始まった。黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長問題を追及する野党側は、森雅子法相の出席が必須などと求めているが、与党は応じず、与党は週明けの委員会採決をめざすとみられる。
安倍内閣は、1月末に政権に近いとされる黒川氏の定年延長を閣議決定。検察トップの検事総長に就ける道を開くことになったため、「検察の私物化」との批判の声が上がっていた。](参考文献=朝日新聞デジタル)
という記事です。
これだとわかりにくい方もいると思うので簡潔に説明すると、
黒川弘務(63)検事長が本来ならば定年退職になるのだが、与党(安倍政権)がそれを延長する改正案を作りたい!ということです。
これに対して、野党は反対しているものの、与党が強引に決めようとしているということです。
2.ではなぜ与党は定年退職を延長したいのか?(黒川弘務検事長とは何者?)
これには黒川弘務(63)検事長(以下=黒川)と安倍政権との距離感が関係しています。
黒川は2011年8月に法務省官邸長に就任し、その後2012年12月に、第2次安倍政権が発足しました。以来、官房長として16年9月まで5年以上国会対策を担いました。さらに、19年1月まで2年ほど、事務次官として、事務方トップを務めていました。
要するに安倍政権を6年ほど支えてきた人物なのです。
この間にも、安倍政権には様々な不祥事(森友問題や桜を見る会など)がありましたが、こういった事件は検察が調査に乗り出しています。その事から、政権中枢どころか、議員本人にも届かなかったといいます。この事から黒川がどういう立ち回りをしたかは定かではありませんが、検察と政権のパイプ役として、政権を守ってくれたという事は間違えないと思います。
要するに
黒川=安倍政権の守護神
ということです。
ここまできたら、なぜ安倍政権は黒川の定年を延長したいかわかりますよね?笑
簡潔に言うと
守ってくれる人がいなくなってしまうから
ですね。
3.なぜここまで公になった?
では、ここで1つ疑問に思うことが、なぜここまで公になってしまったのか?ということです。
普段生活していて、検事長の定年延長など、よほど政治に興味関心がある人でなければ、ここまで話題にならないはずです。
ですが、話題になってしまった理由としては、考えるに2点ほどあります。
1つ目は
・昨今の新型コロナウイルスによる、政府の対応などに注目している人が多かったから
2つ目は
・自粛による情報から著名人のツイートをきっかけに関心を持った
この2つの要因からこのようないわば、「大炎上」になってしまったと考えられます。
2つ目の著名人に関しては、様々な人が声を上げているので、何枚か画像を貼っておきます。
また、ロンブーの淳さんはこのようなツイートをしています。
このように、「説明を求める」とツイートしている事から、淳さんも疑問に思うことが多々あると思います。
4.三権分立について
このトレンドを見ていると三権分立について、
「三権分立が破壊される!」
「三権分立ではなくなる」
これに対して
「検察は行政権に所属するからそんなことはない」
という議論も見かけます。
そもそも、三権分立とはなにかというと
・法律を定める「立法権」
・法律に沿って政策を実行する「行政権」
・法律違反を罰したりする「司法権」
この3つに分けられています。
では検察官や検察庁は行政なのか?
答えとしては
行政・司法どちらにも当てはまります。
この検察庁のホームページを読めばそのことがわかります。
よって、この改正案により、「安倍政権の私物化」をしてしまえば、三権分立のバランスは崩れると言っても良いでしょう。
5.最後に
僕はこの一連の記事に対して、この改正案は反対です。
僕の記事でも書いてある通り、安倍政権が都合の良い方向に持っていき過ぎています。
三権分立についても、三権分立がある理由は、国民の権利利益を守る為にあります。
この事から、改正案が採決してしまうと、日本の国民と政権のバランスが崩れてしまう為、悪い方向に行きかねないと思います。
僕自身、あまり政治に興味はなかったですが、調べてみると面白い事だったり、今国民が置かれている状況などがわかるので、政治に興味がない人もこの記事をきっかけに興味関心を持っていただければと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
では、また。
Jun Ioroi