マイナポイント奮戦記 その2
マイナポイント奮戦記 その2
最短1分を信じてはいけない。マイナポイントアプリと2時間格闘の末、PCからの登録を思いついた私。(その1)
PCのブラウザを立ち上げ、総務省の提供するマイナポイント事業ホームページへ。マイナポイントの予約・申込方法のコーナーへと急ぐ。
欲しいのはマイナポイント
予約・申込のページを開くと「ここに注意!マイナポイント取得までのつまずきポイント」の文字が目に飛び込んで来る。はいはい。つまずく私が悪いのです。そうでしょうとも。しかし、こうしたページの構成を見るに、どうやらよほどつまずく人が多いのではなかろうか。つまずき前提じゃなくて、つまずかない仕組みを作って欲しい。つまずきポイントは欲しくない。
マイナ君ふたたび
PCからの登録の場合「マイキーID作成・登録準備ソフト」のインストールが必要なようだ。またブラウザの拡張機能を併せてインストールせよ、とも書いてある。そして「インストール」のリンクをクリックすると…。
いきなりマイナポイント予約・申込みサイトに飛ばされた。
そして、そこにはマイナ君(マイナポイントアプリ)の生き写しが居た。見覚えのある文言とボタンの配置。
突然わかってしまった。こちらが本家で、このページを“そのまま”アプリにしたのがマイナ君だ。つまりこのページと同じ機能でヨロシク!と言って産み出されたのがアプリ版マイナ君なのだろう。どうやらここまでの出来事は彼の罪ではなさそうだ。
必要ソフトのインストール
さて、マイナポイントの予約ボタンが目の前にあれば、とりあえず押したくなるのが人情だろう。押してみると、ブラウザ環境は良いけど必要なソフトがインストールされていない、と文句を言われた。いや、そのつもりだったけど!本家マイナ君もなかなかに手強そう。マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)ボタンの下にある「マイキーID作成・登録準備ソフト」をクリックすると、これまた唐突にソフト(MKJSetup.exe)がダウンロードされた。
入れろって事か。入れろって事だよな。とにかくインストール。同時にその下のブラウザ拡張機能というのも入れる。こちらはMicrosoftストアまたはChromeウェブストアからのインストールになる。もうこうなったら手当り次第だ。
ついにカード認識
これでようやくマイナポイントの予約ボタンを押しても文句を言われることなく、次へ進むボタンが押せるようになった。マイナンバーカードをNFC上に置いて、次へ進むとパスワードのダイアログが表示される。パスワードを入力しOKボタンを押すと…進んだ!あとは「発行」ボタンを押すだけ。
押すだけ。って、これは一体、何をさせられているんでしょうね。とにかく予約はできたようです。
申し込めたぞ
予約(何のだっけ?)できたので次は申込みする。マイナポイント付与対象にする決済サービスを選んで、決済サービスIDとセキュリティコードを入力。決済サービスIDとセキュリティコードは決済サービスアプリ側に表示機能があるので、それを見て入力すればいい。申込みは順調に完了。ふう。
申込みもできた!これで決済アプリ側で残高チャージすれば、いよいよ念願のマイナポイントゲットだぜ!
最後の罠
決済アプリを立ち上げて、マイナポイント機能を確認すると表示が変化していた。よしよし、どうやら申込みを認識してくれているようだな。ん?
「マイナポイントの利用登録中です。まだ登録は完了していません。登録には1日ほどかかります」
…。これは多分、申込みサイトから申し込んだ場合、選択した決済サービスに申込みが確定されるまでにタイムラグがあるからだな。だって、申込状況照会画面に
「申込の取消は、こちら」のリンクと「※当日23:59まで取消可能」って注意書きがあるから!
最終的に申込みにたどり着いた時にはとっくに日は変わっていたから、確定するのは明日の00:00、まさしく「1日ほど」待てということか。ええーっ。
というわけで、いまだマイナポイントはゲット出来ていませんが、もう一度日をまたげば、きっと可能になるでしょう。
マイナ君が本来の力を見せれば、1分とは言わないまでも数分で済む話のはず。どうしてこうなった。
それでは、皆さんのポイント登録が幸運とともにあらんことを。(了)
その後) 日をまたいで、マイナポイント予約・照会サイトで申込み状況を照会すると、「申込の取消」リンクは消えていました。決済アプリ側は変化なし。もう少し待つ必要があるようです。
その後) 登録しようとしてから2日目の朝、決済サービスアプリ側でついに「マイナポイント申込み済みです」になりました!
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