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R-③(KodakProimage100/Leica M2)【撮ったフィルムごとに辿る、記憶の旅】

3本目にして初のカラーフィルムとなりますのは「Kodak Proimage100」、当時フィルムの特徴もわからないままamazonにて探していたところ「Pro」の文字にひかれて購入した覚えがあります。
(当時の履歴見たら5本4100円という信じられない安さで買っていました)。
撮った写真をざっと見返してみると、この日はどうやら淀屋橋あたりから南下しつつ、松屋町あたりにたどり着いているようです。

「水の都」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100

5月下旬の大阪、緑がすっきりと綺麗で心地よい散歩日和だったのではないかと。
「水の都」とも言われるだけあって、橋の上から見る景色はつい写真を取りたくなります。
あんまりパキッとした描写になっていない気がするのは、おそらくこの頃は「絞って撮る」よりも開放に近いF値で撮りたがっていたのかなと、思い出します。
(ISO100だから、F4とか5.6で1/500とかかな… オーバー気味ですよね)。
今だったら、「感度分の16」でお馴染みの渡部さとるさんにならって、F16の1/125とかで撮るはずです。(露出の考え方については、別の記事でいつか書こうと思います)。

「休日のカフェ」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100
単身赴任中で一人で散歩すると、デート風景が羨ましくなる。
「コーヒーフロート」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100

おしゃれなカフェでデートするカップルを羨ましく見ながら、結構気温が高めの日だったので汗だくになって喫茶店に入ったことを思い出しました。ついでに、この写真の露出は開放F2 1/30で撮ったことも思い出す。(ぎりぎり写ってるかな〜と現像が上がってくるのを楽しみにしていたけど、やっぱり若干ブレてましたね)。

「カップルと家族」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100
おそらく本当に独り暮らしが寂しかったのだろう。この頃、こういう写真が多い。
「本町通」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100

前回の記事にも書いたけど、写真始めたきっかけの一つが「ソール・ライター」に憧れたこと。初めてのカラーフィルムだったけど、あの色彩感覚を表現するのがいかに難しいかと、現像後の写真を見て素人ながらに感じたところでした。(そもそも構図も、レンズの焦点距離も違うのだろうけど)。
そんな中でも、このフィルムの最後の方に、きっと意識したのであろう1枚が。

「self-portrait」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible) KodakProimage100

こんな構図でソール・ライターは撮っていなかっただろうけど、Self-Portraitにはこの後しばらくはまっていました。
次回も「Kodak Proimage100」です。今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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