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R-②(ACROS100Ⅱ/LeicaM2)【撮ったフィルムごとに辿る、記憶の旅】

2021年5月。初めてのフィルムカメラ「Leica M2」を買ったばかりの私は、とにかく家の近所をカメラ持ってふらついていました。(ちょうどGWだったのだけど、コロナ禍で何の予定もなくて)。
今日は2本目のフィルム「Fujifilm NEOPAN ACROS100Ⅱ」です。
改めて撮った写真を振り返ってみると、当時住んでいた大阪の記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちになります。

「ギグワーカー」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

「緊急事態宣言」の真っ只中、この時代の記録をしたいとよく撮っていたのはウーバーなどのギグワーカーたち。当時はまだ“出始め”で、見かけるたびにカメラを向けていましたけど、今では当たり前の光景ですね。

「上本町1丁目」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)
当時住んでいた家の目の前の交差点。大阪の街はとにかく自転車が多かった。

ちなみに、めんどくさくて露出計というものを買わなかったので、スマホのアプリで露出を測ることにしました。(「Lghtmtr」というアプリを入れました)。
ただ、振り返ってみると、おそらくわざわざ露出測らず反射的にシャッター切っている写真が結構多いことに気づく。
これがLeicaの魅力としてよく言われる「速射性」というやつなのでしょうか。

「Mother's Day」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

この写真も結構お気に入りの1枚ですが、露出を考えずに撮っていたみたいです。この日は「母の日」だったのですが、花を買って帰ろうとするお父さんと息子くんを見かけてすぐにシャッターを切ったことを思い出しました。

「Mother's Day」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

コロナ禍、緊急事態宣言中であっても、思いを寄せる人がいる。むしろ、こういう時だからこそ、母だったり、大切な人のことを思う気持ちは増していたのかもしれない。

「単身住まい」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)
当時住んでいた独り暮らしの1Rマンション。ふと見返すと懐かしい気持ちになる。
壁に貼った写真はソール・ライター。最初に惚れ込んだ写真は彼の綺麗な色彩センスだった。
「鶴橋」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)
「路地」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

カメラを持ったことで、ふらふらと路地裏を散歩をするようにもなり、大阪の魅力をより知ることができるようになったと思う。コロナ禍じゃなければもっと楽しめたのだろうけど。この路地裏のお好み焼きは、確かケンドーコバヤシが行きつけだとテレビ番組で話していたお店(のはず)。

「夕刻」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

この連載企画。フィルム名をタイトルにしている割に、フィルムの特徴とか全然触れていなくてすいません。次回は、カラーフィルムの「KodakProimage100」の予定です。ぜひ引き続きご覧ください。よろしければ、フォローなども頂けると励みになります。

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