英語はできるのにTOEIC990点をなかなか取れない理由3つ
本日は、このテーマ
『英語はできるのにTOEIC990点をなかなか取れない理由』
について書いてみたいと思います。
ここでいう「英語ができる」というのは、たとえば、TOEFLなら100点とか110点とか越えてるとか、IELTSなら7.5とか8.0以上とかそういう人のことです。英検1級で考えたら単に合格とかではなく、4技能ほぼ満点とかで合格している人のことを想定して書いていきます。つまり私よりずーーーーっとすごく英語ができる人のことです。
そんなに英語ができるのにTOEICでは990点が取れずに985とか980点止まりになってしまう人が一定数います。(もちろん無対策でサッと1回だけで990点を取る人もいますよ)
なぜ990点を取れるのか?
私が990点を何度も取れてるのに、その方々が取れないのか?
英語力じゃないってことですよね、最後の5点とか10点っていうのは。
①リズムがなってない
英語力が高いがためにTOEICの模試とかあまり解いてなかったり、本番の試験を頻繁に受けてないとリズム感が掴めなくて、ちょっとしたミスで失点します。特にリスニング。100問もあるのでちゃんと集中するところと気を抜くところのメリハリをつけてないと最後まで正解を選び続けるのが難しいです。私もよく、リスニング中に別のことを考えてて「え!今の聞いてない!」ってことがよくあります。というか毎回数問以上あります。ただ、それ以外でミスをしてないのでリスニング495点満点を取れることが多いんだと思います。なので、1回だけ受けてさっさと990点とってしまおうと考えている英語力の高い方は模試を何度か(できれば試験会場のようなちょっと緊張感のあるところで)解いてみると良いと思います。誰か仲間を募って会議室を借りて臨場感たっぷりにやってみても良いと思います。とにかくリズムを崩さないことです。リーディングでも、問題1問にかける時間制限っていうのは守って解いていく方が良いです。ただ、英語力の高い人は文法知識も語彙力もめちゃくちゃあるので、リーディング、特にPart5, 6なんかはパッと正解を選ぶべることができるでしょう。
②情報処理
これも超重要です。特にPart7。どこに何を書いてあるのか、これをとっとと見つける。複数の文書を照合し、選択肢4つのうち1つだけ正しいものを選ぶ必要があったりします。必ず文書中に根拠はあるのですが、これも模試などで慣れてないと見つけるのに時間がかかることが多いです。あとは英語のできる人っていうのは普段からずっと難しい英文を読んでいたりするので、TOEICの謎解きのような仕組みで構成されている文書というのが苦手だったりします。そこを攻略する必要があります。私は今でこそTOEICの問題は解かないですが(1年前に友人と1模試だけ会議室借りて楽しみました)、以前は年間450模試を解いてました。本番試験は月に1, 2回できる限り受けています。これが英語力がものすごく高くなくても990点を取れる基盤になっているかなと思います。
③独特の世界観に慣れてない
これも、同じ要因がありますが、TOEICの独特の世界観に慣れてないから、ちょっと変なストーリー展開があると「いやいや、そんなわけないでしょ」って心の中でツッコミが発生したりして、ちょっと集中力が削がれたりします。これがTOEICガチ勢にすると、そこはもうTOEICの世界はそういうものとして「はいはい、いつものこれねー」と思う、あるいは、TOEICに慣れすぎてておかしなところに気づかなかったりもします。私なんかはもう本当にTOEIC生まれTOEIC育ちな感じなので、誰かに言われて「普通の会社ならこんなメールないよね」と言われて初めて、あ、そっかーって気づくくらいです。
舐めている
これはおまけです。が、実はこの点も大きな原因となっているかもしれません。TOEICに出てくるのは、英検1級やTOEFL・IELTSと比較して単語も文法も簡単なものばかりです。だから、英語のできる人たちは(言い方がアレですが)舐めてかかって990点を出せないのかもしれません。で、「TOEICは向いてない」とか言います。ちゃんと丁寧に聴いて、読んで200問可能な限り集中を切らさずに対応すれば取れるはずの990点です。1回だけとりあえず990点をとっておこうという場合にも、簡単だからと気を抜かずに気合を入れて取り組むことをお勧めします!
まとめると、問題集も有効ですが、模試を解くことをお勧めします。なんの対策もしないで980, 985が取れる人であれば、あとは2時間ちゃんと時間を測って、模試を解いてみることです。たとえば、Part5だけの問題集とかをちまちま解いていてもそれってもうすでに知っている知識を確認するだけの作業がほとんどになります。それだと、リズム感や情報処理のコツは掴めないし、限られた時間(2時間)の中で200問正解を選び続けるという経験が不足してしまいます。
模試(ETSやIIBCかYBM製)のを時間を測って解きましょう!
リスニング倍速とかはしなくて良いです。
200問正解できるところを目指して模試取り組んでみてください。
応援しております!
以上です!
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