これからの世の中でオンラインで英語の仕事をするということ
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オンラインで英語を教える、というのはとても魅力的な仕事です。特に英語が好きで楽しくて、その楽しさを広げたい、と考えている英語の先生たちには「好きな仕事」を「自宅でする」というとっても魅力がある仕事です。
今まではオフラインで近所の子どもたち、あるいは大人たちに(物理的に通える範囲の人たち)英語を教えてきた先生たちもオンラインで教えてみたい、と考えている方が多くいます。
あるいは、今は会社勤めでも、趣味として英語をやってきて「英語を教える仕事」に興味が湧き、副業解禁となったことをきっかけにちょこっと英語を教える仕事をしたい(定年後もできるかもしれない可能性も考えて)と考えている人もいると思います。
私も2017年までは正社員でITエンジニアとして働いていましたが、らいひよ立ち上げてまもなく会社員をやめました。その後はオンラインで英語を教えたり、オンラインで企業研修をしたり、オンラインで模試問題を作成したり、Udemy講座を作ったり、と色々オンラインで仕事をしてきました。
そして、IT系でもコロナ禍をきっかけに週1や週2で稼働するエンジニア職の副業が増えたので、それもやってきました。
こうして最近はオンラインでたくさんチャンスがあります。
寒い日も雨の日も自宅でぬくぬくと仕事ができます。
化粧をしなくてもZOOMはある程度ちゃんとした感じで映してくれます。
仕事が増えたってことは、でも、そのような方法で働く人も増えています。XでもYouTubeでもnoteでも働き方やオンライン仕事の指南をする投稿も増えています。
ちゃんと仕事として成立させるには
・実績を出すこと
・英語の勉強を続けること
・デジタルツールに慣れること
・オンラインでのコミュニケーション力をつけること
・ITリテラシーを高めること
こんなことが必要になります。
英語だけでは難しいし、
デジタル知識だけでも難しい。
両方必要です。
🍍 実績を出すこと
実績を出す、というのは
わかりやすくいうと、
TOEICで990点をとるとか
最低限英検1級程度は持っておく、とか
発音の指導であれば発音指導士®️はとっておく、とか
そういうことです。
特に日本では、IELTSやTOEFLでどんなに高得点を取ろうが
TOEICの高得点のほうが「わかりやすい」です。
つまり潜在生徒さんに「すごい!」って思われやすいです。
もちろん、IELTSやTOEFLの方が難しいし
すごいと思います。
が、英語を教える仕事として成立させるには、
TOEICのほうが一瞬で「すごい」判定をもらえます。
少し話がそれましたが、資格試験の実績もないまま「教えます」と言っても、この競争の激しいオンライン英語業界は難しいです。
🍍 英語の勉強を続けること
英語の勉強は続けないといけません。
英語の先生は生徒以上に勉強をする必要があります。
言語っていうのはIT知識のように日進月歩というか、日毎に新しいバージョンが出るようなものではないのですが、それでも、ちゃんと自分の英語力をアップデートさせなければいけません。
生徒さんに教えるときの自信にもなるし
自信を持って説明してくれる先生の一言は
生徒さんからみても安心です。
🍍 デジタルツールに慣れること
オンラインで教えるなら、必須中の必須ですね。
ZOOMの基本機能とか
Excelの基本機能とか
(たとえばExcelのセル内改行とか)
SkellやNetspeak, NgramViewer も。
今年になってからここへChatGPTやElevenLabsなどの
AIツールも追加されました。
恐れずに使ってみるべきです。
そして、生徒さんに使い方を教えてあげられるようにしておいた方が良いです。
プラス、もちろん、SNSです。
XやInstagram、Facebookなんでも良いですが、YouTubeとかnoteも使えます。露出をできるだけ増やしていかないとオンラインでは埋もれてしまいます。
動画編集は難しいとやってみる前から思う方がいるかもしれませんが、やってみるとそうでもないです。最近は見る側が完璧を求めてない場合も多いので、編集技術とかよりは英語学習に関する中身のあるものを動画にするとちゃんと見てもらえます(その意味でヴィダロカTVは微妙ですが💦)
🍍 オンラインでのコミュニケーション力をつけること
これは説明が難しいけど、チャットなどのやり取りで誤解なく伝えるスキルです。日本語文章能力とはまた別かもしれません。チャットだと複数の話題が交錯する場合があり、ちゃんとどのメッセージに対する返事なのか、とか、さっきの自分の一言とは別のメッセージを連投するときは、異なる話とわかるように書く、とか。スレッドに分かれるSlackやMattermostみたいなのなら良いですが、Skypeのチャットだとうまくハンドルできないと混乱を招きます。
🍍 ITリテラシーを高めること
これはデジタルツールを使えるようになるスキルも含みますが、変な情報に惑わされない、というのも大事なスキルです。他人の情報の漏洩をうっかりしてしまう、ということも絶対にしてはいけないことで、リテラシーが低いと気づかずに誰かを傷つけたりする結果になることもあります。
なんて、色々と書きましたが、
オンラインで働こうと応募するときに
出すメールも、履歴書も、その後のやりとりも
すべて含まれます。
基本的には「相手のことをしっかり考える」ということが大事です。
ネットの世界は匿名であることがほとんどなので、すぐにdisられるし、不快なコメントを投げつけられたりします。あるいは、自分が他人を不快にさせていることもあります。なので、最後の2つコミニュケーション力とリテラシーについては、経験を積むしかないのですが、他人を思いやる、とか、一歩立ち止まって「これ発信して良いのかな」「この書き方でいいのかな」と考えることが大事かなと思います。
オンラインで英語を教える仕事をするときに、対生徒さんとのやりとりも同じです。
まぁ、気遣って気遣って色々考えて言えなくなることもありますし、そうするとYouTubeやXの発信が「あの人最近つまんないねー」となるかもしれません。なので、あえてきつい言葉を選ぶのも必要な時もあります。
総合的に考えて、自分の仕事のプラスになるかどうかを要所要所で判断しながらやるのが良いですね!
以上です!
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