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英語を英語のまま理解する方法
「英語を英語のまま理解する」
これは、昔も今も、常に英語学習者の
目標であり、憧れだと思います。
英語上級者からすると
「徐々にできるようになってきたなぁ」と
いう実感があるモノかなと思います。
この記事を書いているJunのプロフィール
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点19回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学
✨そもそも「英語を英語のまま理解する」とは?
英語を英語のまま理解する、
ってそもそもどういうことでしょう?
英文を読んでいて、返り読みをしない
日本語を介さず、そのまま内容が脳で理解できる
まるで昔サイレント映画のように
または、文字のない絵本のようにストーリーを
理解できる
そんなイメージでしょうか
これができるようになると、
耳から聞こえてきた英語も
(もちろんリスニングや会話では
「返り読み」ならぬ「返り聴き」なんて
ものはないのですが)
ちゃんと、スッと内容が頭に入ってくるようになります。
✨何をどうすれば「英語を英語のまま理解する」ようになるか?
本日、私のツイッターアカウントで
リツイートしましたが、
お医者さんで同時通訳の上田さんのツイート
英文を文型に分けたり文法的に解析する所謂英文解釈とか大事なんだけど、それで「ああ分かった!」って満足してるとリスニングやスピーキングや会話に必要な処理速度は一生獲得できませんよ。何も考えずに口から出てきた英語が文法的にも間違いないってレベルまで音読系練習の反復をやり込まないと。
— 上田 亮 (@dragonandphoeni) December 23, 2020
このツイートにゾクゾクしました❣️
語彙や英文解釈、英文法を勉強するのは必要です。
でも、そればかりやっていると
結局、英語を難なく聴けるようになったり
口からすらすら出てこない、という話をされてて
本当にそうだなぁと思います。
なので、
英語を英語のまま理解する
ためには、
音読・シャドーイング・例文暗唱で
繰り返し、正しい英文を自分の声に出して
練習をすることなんですよね。
最近は、空気の乾燥が気になり
声を出し続けることに躊躇してしまいがちですが、
空気が乾燥する季節はしっかり加湿をしながら
喉も大事にしながら、
やっぱり声を出して英文を自分の身体に
染み込ませていかなければいけないのです。
シャドーイングについては
こちらの記事もご参考ください🙇♀️
✨どれくらいやれば「英語を英語のまま理解する」ようになるか?
これは、もうその方の今のレベルに
大きく左右されるところですが、
目一杯、自分の可処分時間を使って、
声に出す練習をします。
そして、かなりの期間やっても
おそらく
「もう何がきても大丈夫!
どんなリスニングでも英文でも
日本を介さず、全部英語のまま理解できる!」
ってタイミングは訪れません。
それでもやり続けて、1年、2年、3年と経つと
徐々に、英語のまま理解できる部分が増えていきます。
最初は、300語のうちの、
最大5語くらいを3カ所くらいだったのが、
最大10語くらいを5カ所、6カ所、英語のまま理解できる部分が増えていきます。
例えば、こんな文があったとします。
(文全体はここの記事にあります)
A new way of monitoring the environment and personal health could have arrived with the development of a novel color-changing ink, which gives the potential for clothes that change color when sweat is present, or wall hangings that could change color to give a warning of the presence of carbon monoxide. The new ink could be used to print designs for all sorts of fabrics, from T-shirts to tablecloths to tents.
一度読んだときに、まず最初の文で
A new wayとか
monitoring the environmentとか
personal healthとか
with the developmentとか
change colorとか
the presence of とか
くらいしか、英語のまま理解できないとします。
でも、そのうち、一気に、
A new way of monitoring the environment and personal healthが理解できるようになります。
could have arrived の部分も「過去の推量」かな、と一瞬で理解できるようになります。
そして、with the development of a novel color-changing inkも一気に脳内に入ってきます。
そんな感じで、瞬時に連続して
英語のまま理解できる範囲が広がるイメージです。
これの繰り返しです。
例で使った英文はたまたま1行目が長いので
ややこしく感じますが、
もう少し短い文なら、一気にピリオドまで
理解できるセンテンスが増えるでしょう。
何がいいかって
こうやって英語まま理解できる範囲が増えてくると
正しく早く英文を読めることにつながります。
リスニングでも会話でも
耳から聞こえてきた英語がそのまま脳内で
日本語を介さず理解できる部分が増えます。
伝言ゲームとかと同じで、
仲介させないなら
何も仲介させないほうが便利です。
でも、複雑なセンテンスになると
やっぱり日本語の補助は必要だし
そのほうが早い場合もあります。
まずは、英語を英語のまま理解できるように
普段のトレーニングメニューに
音読・シャドーイング・例文暗唱を取り入れてみると
スピーキングの練習じゃなくても、
リスニングや読解力の工場につながります。
そうすると英語力全体の底上げにつながります。
🎥例文暗唱の実演動画はこちら⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
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