遠回りしない"効率重視"の英検対策！英検1級の英作文・二次試験スピーチトピックはマイナーチェンジされているだけで、同じことを聞かれている

英検の英作文のお題や二次試験のスピーチトピックは、過去問を大量にこなしておくことで、ほとんどカバーできます。しかも、似たようなトピックがいくつもあるので、一つ英作文が書けると、それを別のバージョンの実は同じことを聞いているトピックにそのまま再利用できることが多いです。再利用できるものをまずは準備し、残りもカバーしていきます。「残り」の方はあまり数が多くないので、効果的に試験対策を進めることができます。

今回は、どんな風に実は同じことを質問してきているかというのを過去問のトピックを見ながら確認したいと思います。

🐥この記事を書いているJunのプロフィール🐥
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点18回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学

では早速、一つずつ見ていきましょう。

🐥宗教は役立つか？

Can people have strong moral values without religion?（2017年度第3回）
（＊「2020年度版 英検1級 過去6回全問題集」  (旺文社英検書)より）

宗教についてのお題です。
形を変えて、二次試験トピックに何度も使われています。

🌱Is religion losing its relevance in the 21st century?（2016年度第1回）「2018年度版 英検1級 過去6回全問題集」

🌱Agree or disagree: As societies become more modern, religion becomes less important（2013年度第3回）「2016年度版 英検1級 過去6回全問題集 」

🌱Does religion provide good moral standards for society to follow?　（2008年度第2回）「英検1級過去6回全問題集〈2010年度版〉」

聞かれていることは、宗教は現代において、重要かどうか、社会で役立っているかどうか、宗教があることで道徳心を保てるか、ということについて回答すればOKです。

このように、過去の試験で言葉を変え何度も繰り返し出てくるトピックがあります。ここをまずは攻めて対策するのが効率的です。

ここからはもう少し別のトピックの例を見てみて、最後に、この傾向を踏まえた遠回りのない効率的な英作文・二次試験対策をまとめておきます。