揺るぎない"英文リーディング力"を手に入れるトレーニング〜その1〜
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今回から何回かに分けて
精読のトレーニングを
やってみたいと思います。
🐥この記事を書いているJunのプロフィール🐥
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点18回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学
まずは、この270語の文章を読んでみましょう。
難易度としては、英検1級くらいですが、
通常、英検1級の大問2の空所補充は500語程度、
大問3の内容一致は800語程度なので、
それより遥かに短い文章です。
📌 Interactive Clothing Possible with New Colour-Changing Ink📌
A new way of monitoring the environment and personal health could have arrived with the development of a novel color-changing ink, which gives the potential for clothes that change color when sweat is present, or wall hangings that could change color to give a warning of the presence of carbon monoxide. The new ink could be used to print designs for all sorts of fabrics, from T-shirts to tablecloths to tents.
We are already used to seeing wearable sensors, e.g., patches and smartwatches, that employ electronic means of monitoring blood glucose levels, pulse rate, etc. Scientists at the Silklab at Tufts University now claim that their silk-based ink is capable of responding to and assessing the levels of chemicals on the body's surface and in the atmosphere around it. Fiorenzo Omenetto, one of Silklab's biomedical engineers and the senior writer of a paper describing the technology, states that silk can "act like a protective 'cocoon' for biological materials", allowing the sensor and color-changing material to be blended with the ink with no loss of function.
A prototype version of the material had already been designed by researchers that could be sprayed onto fabric through an inkjet printer, making sensors out of small fabric items, e.g., patches and gloves. In this latest study, published in May in the online journal Advanced Materials, the ink was made thicker by adding sodium alginate, which meant that it could be used in screen printing; the sensitive and reactive substances were then added. This new ink makes it possible to "easily print a large number of reactive elements onto large surfaces," Omenetto stated.
🐥精読時の確認ポイント
ここで、今一度、「精読」をするときの
注意ポイントを確認しておきます。
✔︎ すべてのセンテンスにおいて
・知らない単語は調べること
・文法項目で不明点を潰すこと
・主語と動詞を確認すること
・代名詞の指すものが何か確認すること
・関係代名詞の先行詞を確認すること
・構文を理解すること
・修飾関係を理解すること
・文の意味を理解すること
✔︎ 接続詞を確認し、センテンスとセンテンスの繋がりを把握すること
✔︎ パラグラフごとの要約をしてみること
✔︎ 文章全体の内容を理解すること
では、それぞれのパラグラフごとに、
1センテンスずつ見ていきましょう。
【第1パラグラフ】 センテンス1
最初のセンテンスです。
① A new way of monitoring the environment and personal health could have arrived with the development of a novel color-changing ink, which gives the potential for clothes that change color when sweat is present, or wall hangings that could change color to give a warning of the presence of carbon monoxide.
ピリオドまでが長いセンテンスなので、
この文は慎重に読む必要がありますね。
次の質問について答えを考えてみてください。
考えたら、どこかにこれかな〜と思う
答えをメモ書きしておいてください。
あとで、答え合わせしましょう!
Q1. まず、主語と動詞はどれでしょう?
Q2. could have arrivedはどのように訳しますか?
Q3. カンマ+which (, which) 以降の部分はどんな解釈をしますか?
Q4. カンマ+or (, or)は何と何を接続していますか?
Q5. 関係代名詞を見つけて、それぞれの先行詞を探しましょう。
ちょっとこの文章は難し目ですが、
こんな観点で、
英検やTOEICの長文問題を
1つ1つ丁寧に読んでいくと
リーディングだけではなく、
他の、リスニング・ライティング・スピーキングにも
役立つ英語力総合が高くなっていきます。
単に読んで、意味がわかった、
問題に正解できた、
というだけでは、
他のスキルの波及するほどの
効果を得られません。
リーディング問題の長文を
リーディングだけで終わらせないように
せっかく、目の前にある長文を
隅から隅まで味わい尽くしましょう!
ということで、ここから問題の回答例を
みていきましょう。
私なりの解説を書いています。
(ちょっとサラさんにも手伝ってもらいました)
では、最初の問題から
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