単身者世帯の金融状況比較
※注:個人的見解・解釈等を含んでいる為、ご参考程度にご覧ください。
< Summary >
作成したダッシュボード
今回は「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」のデータを用いて、下記の観点から可視化をしてみました!
・現在保有している金融商品
・金融資産保有額
・年間手取り収入からの貯蓄割合
元データ
< Tips >
ユニオン(UNION)でデータセットを作成
① 結合の種類、違い
ユニオン (Union):
目的: ユニオンは、同じ構造を持つ異なるデータソースやテーブルを縦に結合するための手法です。
適用される場合: 異なるデータソースの構造が同じであり、それを単純に積み上げて1つのデータソースにする場合に使用されます。
結果: 新しい行が既存のデータに追加され、列の数が増えます。
ブレンド (Blend):
目的: ブレンドは、異なるデータソースのデータを別々に保ちながら、共通の軸を使用してデータを統合するための手法です。
適用される場合: 異なるデータソースの構造が異なり、それを別々に保ちながら、共通の要素でデータを関連付けたい場合に使用されます。
結果: 各データソースのデータは別々に保持され、共通の軸で結びついたデータが表示されます。
結合 (Join):
目的: 結合は、異なるデータソースを横に結合し、共通の結合キーを使用して関連付けるための手法です。
適用される場合: 異なるデータソースの構造が異なり、それを共通の結合キーで結びつけて1つのデータソースにしたい場合に使用されます。
結果: 新しい列が既存のデータに追加され、行数が増えます。
つまり、
ユニオン(Union):縦にデータを結合
ブレンド(Blend):横にデータを結合
結合(Join):共通の結合キーを使用してデータを結合
➡ 今回のデータは、データの切り分け(分類の粒度)が共通でしたのでユニオンを使えそうかな・・・?
② データの整理
ユニオンは、同じ構造を持つ異なるデータソースやテーブルを " 縦 " に結合する為、カラム(列)構造が同じになるようにテーブルを整理したい。
➡ いろいろやっていい感じにできました。
(このままだとB,C,D列にNULLが発生しますが、ディメンションとして使用する為、今回はOKとしましょう。)
使用する全てのテーブル構造を統一し、各シートに分けて1つのEXCELにまとめます。(同じデータソース内のテーブルでユニオン結合する為)
③ ユニオン結合
上記のデータセットをTableauのデータソースに追加接続し、ユニオンの新規作成をクリック。
➡ ユニオン後のデータを確認し、問題なければOKですう!
< How to >
1:アウトプット考案
目指したモノ
➡ 金融資産について、自分とみんな(母集団:日本の実情)との比較が簡単にできる事。
使用イメージ
➡ 自分の年齢 / 収入を選択する事で、同年代 / 同収入のまとまりで比較できる事。
2:ワークシート作成
今回の観点
・現在保有している金融商品
・金融資産保有額
・年間手取り収入からの貯蓄割合
・現在保有している金融商品:現在保有している金融商品の保有割合を年代で比較しました。
・金融資産保有額:年代別にみた金融資産保有額の割合を比較してみました。
・年間手取り収入からの貯蓄割合:年間収入別でみる手取り収入からの貯蓄割合を比較してみました。
3:ダッシュボード作成
・それぞれのシートを1つのダッシュボードにドラッグ&ドロップし、好みの配置に設定。
・年齢・収入の選択によってデータがフィルタリングされる様にフィルターの適用先ワークシートを設定。
・配置 / フィルターの設定が終了すれば完成です!!!!!!!!
お疲れ様でした!!!
簡易すぎる紹介でしたが、最後までご拝読頂きありがとうございました!
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※追記
「色に意味を持たせる」観点を追加しました!
より見やすく、年代別に色を配色。
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