主夫がおうちでセラピストしています「主夫はおうちで人生の運転席に座る」
2007年にAQUA MIXT(アクア・ミクスト)自宅サロンをオープン。
エンジェルオラクルカードの創始者であるドリーン・バーチュー女史の「エンジェル・セラピー・プラクティショナーⓇ」コースに参加するためにカリフォルニア州のラグーナビーチへ行く。以降、おうちでセラピストをして14年が経ちました。
妻はビジネスパートナーでもあり、2002年に交際0日婚をして19年目です。
夫婦でやっている自宅サロンなので、カップル・ご夫婦のご相談は多く、男女の機微、親子関係の相互理解を促進させるカウンセリング・ヒーリングセッションを提供し続けています。
僕のヴィジョンは「多くの人が上機嫌で生きる世界をつくる」こと です。
するべきことが何もない
おうちでセラピストをして14年が経ちます…。
来客のない、ZOOMのセッションもない1日に思うことがあります。
それは、「するべきことが何もない」そんな1日のデザインです。
どう1日を過ごすかを決めるわけです。
掃除・洗濯・炊事も、仕事をどこまでするかで「自分が決める」。
仕事も、家事をどこまでするかで「自分が決める」。
小学2年生の娘が学校を休んでいれば、娘との時間をどうするかも「自分が決める」。
ワークショップやレッスンで、「自分軸」の必要性をよく扱います。
が、しかし、僕自身も、自分ではないもの、例えば「むすめ軸」や「奥さん軸」におうちにいるとなりがちなのです。みなさんに偉そうに言えることはなく、そこからどうする?というお話しなわけです。
さて、明確な意志決定をする女性ふたりがおうちにいることは、うっすらとした意志の僕にはふたりの一挙一動が脅威であることが少なくないのです。
「パパ、そろそろお腹が空きそう」
娘のこの予鈴のようなお知らせは優しさなのか、遠回りな指示出しなのか、今をもって明確にはなっていません。
単なる事実の共有なのでしょうけど、パパへのリクエストと僕自身が深読みしてしまいがちで、明確な意志を持っていない自分をあぶり出されるわけです。
何でも自分で決められるはずの1日も、娘と妻の一挙一動で「やらされている」感覚になってしまうこともあるのです…。
彼女たちの軸を気にせずにいられるようになっているのは、彼女たちが本当はどうしたいのか?をこちらが臆せずに確認するようになったから、です。
勝手読みの優しさほど、相手にとって鬱陶しいものはありません。
「パパ、お腹空いてきた。」という娘の言葉の後に、
「ということは、何かパパにできることはありますか?」と伺うと、
「今はとりあえず、何もないです。ゲームやります!」と娘は答えるのです。
「何か、食べるものを用意して欲しい!」ということではないのです。
→紛らわしくないですか???だったら、言わないでよ!ってひとりで思うことも…(苦笑)。
相手に対して「勝手読み」をしないこと
相手の要求をきちんと聞き取ること
これで我が家は平和です。
主夫が自分軸で家事します。
主夫がおうちで「自分軸」を発揮してセラピストをしています
僕の心をゆさぶる人と共にいることで、本当は自分が何をしたいのかを明確にする必要性に迫られます。
「ああ、だったら…」
「仕方ないなぁ、じゃあ…」
「先に言っといてよ、まあ、急いでやるから…」
「心配させないでよぉ〜、まったく…」
あたかも家族を想っての言動も、自分が何を本当は欲しているのかを明確にしないで済むためにしているかもしれません。
そうして、1日を過ごすこともできます。
「家族のため」という大義名分で自分のほのかな欲求に蓋をしめるのです。
自分がしたいように生きるということは、その責任はすべて自分にあります。
誰かの言葉に…
「自由とは責任のことである。ゆえに人は自由を怖れる。」
とあり、心にとても残っています。
ちょっとずつ、誰かのせいにして、何かのせいにして生きるというのも、人間として趣があるように思いますが、しかし、癖になると道に迷います。
責任転嫁は癖になる…ですね。(中毒性があります)
1度しかない人生を、誰かに運転を任せ、自分は助手席に座って愚痴を言い、道にも迷うなんて…胸が締め付けられます。
さ、大好きなおうちで自分を表現していきますかねぇ。
「おまえが決めるんだ…… 自分の『歩く道』は…… 自分が決めるんだ……」
ージョジョの奇妙な冒険第五部 ブローノ・ブチャラティ
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