音楽の基本的なことを調べてたら長くなった。
ピアノを学び始めていて
どうにも理屈がわからないまま(教えてもらえないまま)
「まずはたくさん弾いて感じてなんとなくわかっていってほしい」
というピアノの先生の言葉に反旗を翻したくなっている今日この頃です。
きっと、ピアノの先生も音楽理論みたいな理屈は苦手だったり、そもそも学ぶ順序が子どもの場合には実践から入るのでしょうから、その教え方を今の頭でっかちな大人にそのまま適用しようとしても無理なのかもしれません。
前置きはさておき、わからないままピアノを練習していても消化不良になりますし、応用が利かなくなりそうなので、少し理論(というと固いですが、音楽の基本的なこと)を調べてみましたので、そのメモを載せます。
調べ始めるときに、どこからでもよかったんですが、ギターを少し学んだときに「メジャースケール」「マイナースケール」「コード(CとかFとか)」の意味がわからないままでしたので、その辺りから掘っていければと思います。
ということで「スケール」というキーワードから調べていきます。
いきなりわかりません。
スケールは音階。じゃあ音階は?
ふむふむ。まずルールがあるということが大事ですね。
12種類の高さの音を抜き出して並べるというルールなんですね。
確かに、この世はアナログの世界で微妙な音ってたくさんありますから
それを一部の音だけに絞って並べたものを音階と定義したということですね。
たぶん、きっと、ピアノでいうところの白鍵のドレミファソラシの7音と
黒鍵のド#レ#ファ#ソ#ラ#の5音を足したら12音なので、これのことなのでしょう。
ここで新たな疑問が湧いてきました。
ドレミファソラシドってハ長調だよっていろんなところに書いてあって、ピアノの最初に学びのもハ長調の楽譜だったりします。
そもそも、「音階」と「調」って何が違うの??
なるほど、音階といったら「この12音だぞ」っていうだけで、調といったら、その12音の音階の範囲内で作られているものということか。
で、調って長調とか短調とかあるし、
ハ長調、ニ短調とか、いろんな種類があるようなんだけど・・・。
私を完全に混乱させに来てますね。
読み解いてみましょう・・・。
なるほど、調っていうのは中心になる音があるんですね。それを主音というのか。
長音階とか短音階っていうのはまた新しい言葉が出てきましたね。
まずは「調」をもう少し深掘りして調べてみます。
うーん、堂々巡り感が否めませんが、例に出ているハ長調というものが何者かを調べた方がよさそうです。じゃないと例え話が理解できません。
ダメだこりゃ(笑)
このあたりから挫折する人が増加していくのが想像できます。
何度も「長音階」という言葉が出てきてますね。しかも、長音階というのは「主音から全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音ずつ進んだ音を並べたもの」という説明ですか。全く意味がわかりません。いったん長音階についてもメモしておきます。
「国語辞典の適当な用語を1つ選らんで、その用語の説明でわからない用語が出てきたらさらに調べる」みたいなこと、したことありませんか?
なんだか、それをやっている気分になってきます。
音楽を学ぶ人ってみんなこんな感じで学んでるんでしょうか?
もっとわかりやすくまとめればよいのにって思ってしまいます。
で、結局、長音階っていうのが何者かはまだよくわかりません。
全音とか半音とかまた新しい用語が出てきてしまいました。
「スケール」からどんどん遠ざかっている気がするんですけど、もっと深掘って理解しないと「スケールが何ものか理解することはできない」んですね。
お!!出てきた!!「スケール」
なるほど「長音階=メジャー・スケール」でしたか。
「音階=スケール」なので「長=メジャー」ということですね。
で、長音階というのは「ド」から「ド」までを低い音から高い音の方向に並べたものっぽいですね。
わかったような、わからないような。
低い方から「ド ド# レ レ# ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド」と並べたものってことか?あ、それは単なる「音階」か。
全音、半音の音程間隔を持つと書いてあるので「長=メジャー」の意味するものが関係してそうですね。
一度「ハ長調」を調べたときにも出てきている「全音」「半音」というのを調べてみましょうか。
こいつらがわかれば、すべての謎が紐解いていけそうな気がします。
これは難しくなってきました。
ただ、とりあえず当てはめて考えてみないとわからないのでやってみます。
「全音は半音2つ分に相当」「隣接する音程がすべて半音の音階」と書いてあるので、つまり、
「ド ド# レ レ# ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド」
この1つ1つの音のお隣さんが半音違いの音ってことで、お隣さんのさらにお隣さんが全音ってことになりますか。
じゃあ、戻って、ハ長調は、「ド」の音を主音とする長音階(主音から全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音ずつ進んだ音を並べたもの)なので、これ「ド ド# レ レ# ミ ファ ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ ド」に対して
主音の「ド」から、全音(半音2つ)、半音(1つ)ずつ取り出すと・・・
ド→(全音2つ先)→レ→(全音2つ先)→ミ→(半音)→ファ→(全音2つ先)→ソ→(全音2つ先)→ラ→(全音2つ先)→シ→(半音)→ド
となり、おぉ!
ドレミファソラシド
になりました!
つまりどういうことだ?
「ハ長調=ドレミファソラシド」
ってことですね。
ハ長調はなんとなく・・・。
では、さらに1つ戻って「調」の例に戻ると
「例えば、ハ長調は「ハ」音(ドあるいはC)から始まる長音階に基づいています。 特定の音から始まる、ということがとても重要なポイントです。 その主音から始まる音階で構成されています。」
ということでしたから、ふむふむ、そういうことか。
始まりの音が重要なんですね。
ちなみに、
イタリア語:ドレミファソラシド
日本語:ハニホヘトイロハ
ドイツ語:CDEFGAB
が同じで言語が違うだけということは調べました。
ハ:C
長:メジャー
音階:スケール
ハ長調は長音階に基づいているわけなので
ハ長調とは、「ド」の音を主音とする長音階(=Cメジャースケール)ということですね、たぶん。
結局、はっきりわかったわけではありませんが、なんとなくはわかってきました。
長調:全全半全全全半
短調:全半全全半全全
この決まりを、ドから始まるもので当てはめれば、ハ長調、ハ短調になり、#や♭が含まれていたら楽譜の先頭に書くことによって、楽譜に書かれる常に#や♭の音程は個別の音符に#や♭を書かなくてよくなるということになります。
また、どこに#や♭が付くかが楽譜の先頭に集約されることで、その曲が何調なのか決まったり絞り込み予想できるようになります。
ここまでくれば、あとは不明点を先生に聞きながら、自力で理解を深めていけそうです。