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紫の上とは言わないけど

独身貴族をこじらせてるふらっと氏ですが、結婚がしたくないとかそういう訳ではありません

自己意識が強すぎるせいか、相手を選別したり、自分はこの人には合わないと卑下したりと気性が激しいのが原因で独身をこじらせてるなと感じます

そして、相手に色々求めるのは言葉ではやってないと言いつつも、無意識にやってたんだろうなと思い始めています

こんな時に、源氏物語という視点で考えたらもうちょっと相手を受け入れられるのではと思い始めてきました


この世界観ですよ


端的に書くとモテる男の恋物語な訳ですが、そんなプレイボーイが妻に選んだのは紫の上という年下の妻です

年下だからいいとかそういう話ではありません

つごうがいい解釈かもしれませんが、主人公の光源氏が理想の相手が居ないなら今は足りてなくても自分と合う素質がある相手を導いたらいいと選んだ相手だと思うのですよね

容姿とともに知性・性格・才芸などでも理想的な女性という素晴らしい説明が書いてあるのでそういう人が現実にいたらきっと求婚の嵐でしょう

センシティブな話題だけに何てかいたらいいのか非常に悩ましいです(それでも思い付いたので書きますが)

例えるなら、
性格的に恋愛対象外だとか思っても、話し合って寄せられるならありとか

見た目がやぼったく感じて、自分の方がファッションセンスがあるならアドバイスするとか

好きなことが特にない相手なら、接点を得るためにハードルが低い趣味を誘うとか

そういう今の相手の持ち物に、自分のアドバイスを掛け算して素質を磨かせる作業ってとても大事なことだと思うのですよね

私はあまりマッチングアプリのような相手のスペックを可視化されたあの仕組みが余りすきではありません

何となくですが、多くの人がいまある情報ですべてを判断してなしかありかで相手を選んでしまっているような気がしてならないんですよね

それのアナログ版が結婚相談所やお見合いパーティーだと思いますが、まだ第3者の視点や、ウェットな部分が残ってるのでアリだとあもいます

いまのスペックを見れば将来どうなるかなんて簡単な予想はつきますよね

けれども、それだけで選ぶと必ずぎくしゃくしてしまうような気がするんですよね

その一辺倒に盲目になると、他の欠点が大きく感じることもあるし、メリットが失われたら終わりかもしれません

難しいことを書いてますが、ようは本質的な人と出会いたい 
それだけなのですが、それを求めることそのものが傲慢だなと感じ始めました

出会うチャンスは何度もあったと思いますが、たぶん、自分から相手を働きかけて原石を磨く作業を怠っていたなと思います

また、そういう素質があるひとを見てもいなかったのかなとか反省をしています

こう思えてきたのも上司から現実を見ろと詰められてから何か風向きが変わったのがでかいですね…

たぶん、いままでが地に足がつかない生活をしていたのが、
30代はいまを大事にする方針と噛み合って現実を見始めたのが大きいですね

さて、結婚に関してはそういう相手を育てる、完璧を求めないというので何となくしっくりと来はじめました

刹那的に生きてきた私が現実を見ることでこれから一体何が生まれるのでしょうね

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