おじ距離
「それはふらっとさんがおじさんになったから、関心されてないだけよ」
会社の先輩社員からそう言われて、妙にふに落ちた
1年前に入社した女性の後輩が距離感が近くて心配になることがある
彼氏がいることは知っているが、妙に懐かれてる気がするし、隙を感じることが多々あった
ただ、男性として見られてる感じも全くしない
お兄さん的なポジションかとは思っていたが、会社員である以上そういう人間関係は存在しない
私が昔から提唱している無害な人=親戚のおじさんという立ち位置が、会社員の場合だとおじさんという一言がとてもあてはまると感じた
おもえば、おじさんとは魔法の言葉ではないだろうか
おじさんだから仕方ないといえば、何となく諦めがつく感じがする
おじさんですからと自虐をするとああ、そうだよねと自分を下げることで相手をたてることもできる
今回の後輩との距離が近い件もおじさんという一言で色々と説明がつく
決してなげやりなわけではなく、おじさんという言葉の汎用性が高すぎるのだ
ゆえに、勘違いをせずに接し続けなければならないと改めて自戒をする
これは柴犬の絶妙な距離感を真似して、おじ距離と呼んでみることにした
おじ距離、おじ距離。 何となくしっくりときそうだ