英国スーツが完成しました
11月頃に冬のボーナスを当てにしてスーツを誂えました
私はゼルビーノというお店で仕立てています
もったいぶらずに今回、完成したものはこちらです
テーマは英国スーツ入門…をモチーフに誂えました
ネイビーのものが欲しかったので、落ち着いたネイビーと何十物の色を重ねたストラップになります
また、わたしのシンボルにしたいと思っている、チェンジザポケットをつけてもらいました
本当は体重の増減が激しくなければベストも欲しいところですが今の会社に勤める以上は難しいので諦めています
生地は「Kynochカイノック」というブランドを選択
1778年創業でかなり古い生地ブランドです
バイオリンを弾いているのは羊だそうです
全体はこんな感じです
裏地はシルクのペイズリーにしました
単体でみたときは派手だなと思っていたのですが、落ち着いたネイビーの効果か、あんまり分からないです
ちなみにペイズリーの裏地はこれがはじめてではなく、二回目です
わたしの手持ちにチェルッティのデットストック生地を使ったスーツがあるのですがそれはダークペイズリーにしています
裏地は意外と遊んでも誰も気づかない…
そう思っています
今回の出来もわりとよい感じに作ることができました
機会があれば懇意にしている靴屋に早くお見せしたいと思っています
また今回は英国生地なのもあってかワンパンツしか作ることができませんでした
生地がイタリアのものより厚いのでそれなりに持つとは思っていますが、もう1着何か誂えたいなと思っています
①別の英国生地を使う
今回の提案の他にも何個か刺さる生地がありました
ネオブリティッシュもしくは伝統的な英国生地の柄を選ぶなど工夫をしたいと思っています
②オールドジャパニーズ生地を使う
ご提案を頂いた生地の他に昔の日本の生地を復刻したものもあり、それも好みでした
英国を真似しているせいか、頑丈そうに感じたので、それを取り入れるのも良さそうです
③オススメされているスーツ屋を利用してみる
靴屋の親しい方からこの店を使って欲しいといわれているスーツ屋があります
浮気で恐縮ですが、服飾にもこだわりがある靴屋なので1度付き合ってもいいのかなとは思っています
そのときに、提案は英国生地もしくは日本生地…で臨もうかなと
イタリアは美しいけど、しわになりやすいので卒業です
イギリスは美しいというより、使用に耐えるイメージがあります
そのイメージ通りかどうかはこれからじっくりと吟味して向き合いたいと思います