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ブレンデッドウイスキーへの回帰
最近、筆者はウイスキーがブームである。
もともとお酒は好きな方で、いろんなブームを得て、そこで知識を蓄え次の酒に移行している。
今年は縁があり山梨ワインをたらふく飲んだ年であったがまさかこの時期にウイスキーブームが来ると思わなかった。
きっかけは会社の先輩が終売品のウイスキーを買ってきたこと。
それが美味しく、私の酒好きに火をつけた。
自分でも特級品のボトルを買い漁っていたがふと思う。
五大ウイスキーを私はきちんと理解していない。
五大ウイスキーとは、ジャパニーズ、スコッチ、カナディアン、アイリッシュ、バーボンの5つの地域で作られたウイスキーを指す。
そして、スコッチに関しては更に6つの地域に細分化されており、それぞれの地域ごとに風味の特徴があると言われている。
ジャパニーズは白州またはクレスト(終売品)が好きで、バーボンはワイルドターキー8年が好き。
スコッチはグレンリベットとカリラが好きだけど他は???なのがつい最近の理解であった。
まずは基本を知ろうと思い、何十本ものウイスキーを私は買い漁った。
一旦、マニアックな話を書かせてもらう。
カリラが好きなので、ボトラーズブランド(樽を買って独自に熟成させる業者)を数本
また、オークションサイトで見かけたプライベートボトル(末端等のユーザーが購入した樽詰めしための)を1本
アイリッシュは最近流行りのバスカーをチョイス
カナディアンはカナディアンクラブから始める。
そしてスコッチは各地域の酒を購入した
ハイランドはプルトニー
ローランドはオーへントッシャン
アイランズはタリスカー
スペイサイドはインチガワー
そして、キャンベルタウンのグレンスコシアである。
シングルモルト類は一通り飲み、ふと気になる考えが浮かんだ。
ブレンデッドウイスキーを極めるのもありなのではないかと。
一般的なブレンデッドウイスキーはグレーンとモルトで構成されているが、
調べてみると、各スコッチの地域ごとにも存在することが分かった。
アイラ島に関してはほぼ制覇している(ブナハーブン、スカラバスを除く)ので、ここのウイスキーのブレンデッドから始めようと思った。
最初に購入したのはビックピートのスケートエディションである。
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飲んでみて思ったのは、もうこれでよくねと思った。
とにかく美味すぎるのだ
味が複雑で、きちんとアイラの特徴を捉えている。
高いワイン等が当てはまるのだが、いいワインは複数の品種を混ぜて提供している。
有名なオーパスワンなど調べてみると、分かりやすい。
そこで、いまのゴールは次の通りに進めようと設定した。
①各地域のシングルモルトを飲む。 ある程度味の特徴を掴んだら終了
②好きなブランドを見つけたら1本はボトラーズを飲んでみる。
③その地域限定のブレンデッドウイスキーのお気に入りを探す。
見つけたら終了。
キャンベルタウンは蒸留所が少ないのでムリだが、他の地域ならそれが叶いそうだ。
ブレンデッドのいいところはシングルモルトで購入するより圧倒的に安いことだ。
そして、比率はこのくらいだろうかと想像しながら飲むのも楽しい。
名酒の名酒ぶりを知りたければ日頃は安酒を飲んでいなければならない
道楽に金はかかるのは仕方ない。
どこまで狂えるか。