チェルシー女子も熱い! ルーシーブロンズ加入間近!
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【新生チェルシー女子がスタート】
チェルシーの女子チームで12年間指揮した歴代屈指の名将エマヘイズがアメリカ代表に就任するため退団。12年間で7回のリーグ優勝、直近ではリーグ5連覇。就任前までは成功を収めたことのなかったチェルシーはエマヘイズの下で世界の中でもトップクラブになりあがった。
そんな名将の長期政権が終焉を迎え、大きな転換期を迎えるチェルシー新監督に迎えたのは選手時代にはフランス代表としてチャンピョンズリーグ優勝など結果を残し、監督としてもチャンピョンズリーグで優勝するという結果を残してきた元リヨン監督ソニア・ボンパスター。
【新監督ソニア・ボンパスター】
選手時代はリヨン、モンペリエ、ワシントンなどをメインにタイトルを獲得。
チャンピョンズリーグでも2度優勝などチームとしても圧倒的な結果を残し、個人としてもUNFP(フランスプロサッカー連盟)の選ぶ年間最優秀選手も2度受賞とあまりにも輝かしいキャリアを積んできた。
2013年に現役を引退。8年間リヨンのアカデミーの監督を務めた後、21年にトップチームの監督に就任。間違いなくフランス国内ではトップのチームであり、世界の中でもトップのチームの監督にアカデミーで経験していたとはいえ監督経験がないなか就任。
しかしそこからの監督キャリアの輝き方も素晴らしい。就任初年度からリーグ制覇。そこからの3年間すべてのシーズンでリーグ優勝を果たし、21/22シーズンのチャンピョンズリーグ優勝を含む計7つのタイトルを獲得。昨シーズンもリーグタイトルに加えて、チャンピョンズリーグでは決勝でバルセロナに敗れたものの準優勝。間違いない腕前を存分に見せつけた。
チェルシー女子チームはエマヘイズの下で世界でも屈指のクラブに成長。しかしエマヘイズの下で取れなかったトロフィーそれがチャンピョンズリーグのトロフィーだ。
監督歴は3年かもしれない。が、チャンピョンズリーグの優勝経験があるボンパスター。期待しないほうが難しいだろう。
今季最終盤苦しみながらも5連覇を決めた。
国内での優勝はもちろん狙うのは当然としてボンパスターに託された命題はチャンピョンズリーグでの優勝。それだけだろう。
【新生チェルシー女子は移籍市場から】
リーグを5連覇しているチームであるため当然選手層などは文句のつけようがない。が、今季は怪我人も多く苦戦した。チャンピョンズリーグではだいぶ審判のジャッジに疑問の残る試合にはなったがバルサにベスト4で敗れた。当然補強に動くことになる。
【最初の補強はジュリア・バーテル】
チェルシー女子チームの今期の最初の移籍の加入発表はバルサから移籍のジュリア・バーテルになった。7月4日に公式発表がされた。
バーテルは昨季はバルセロナのセカンドチームをメインにプレーしたアンダー世代スペイン代表の20歳のセントラルミッドフィルだーだ。
ヨーロッパの中でもトップレベルのポテンシャルを持っている若手とされているがバルセロナでトップチームの出場機会にあまり恵まれず、退団を発表。3年契約でチェルシー移籍が決まった。
今季は中盤の退団選手も主力どころで二人いるなか、まだプロキャリアは短いがある程度出場機会もあれば活躍、成長して行ける逸材だろう。
バルセロナからのフリーということで噂の彼女とともに爆発してほしい。
【その他の移籍情報や噂】
目玉に行く前にその他でも移籍の噂がある。
パリサンジェルマン所属FW サンディ・ボルティモアの獲得
パリサンジェルマンに所属しているフランス代表ウィンガー、ボルティモアのチェルシー移籍が間近のようだ。キャリアのすべてをパリで活躍してきたボルティモアは今季も9ゴール8アシストと活躍も環境の変化を考えているとの報道でチェルシーへの4年契約での移籍が間近であると報道されている。
チェルシー女子はフォワード陣の層はとんでもないがそこ大物がさらに加入するかもしれない。
チェルシーはPSGのミッドフィールダー、オリアン・ジャン=フランソワとの契約に近づいている。
同じくパリに所属しているフランス代表の中盤ジャン=フランソワもチェルシー移籍の可能性が高くメディカルの予定があるとフランス誌が報道している。今季は怪我の影響もあり、パリでは出場機会が少なく苦しんだ。
今季のチェルシーは長年チームを支えてきたフラン・カービーやマレン・ミエルデが退団。更にはロイポルツがレアルマドリ―移籍と主力級がチームを去った。バーテルが加入したとはいえ補強が必須なポジションであることは間違いない。怪我のせいで昨年の10月を最後に出場機会がないがバリバリでやってくれることを願うばかりだ。
【超大物 ルーシーブロンズがやってくる】
ルーシーブロンズはイングランド出身の現在32歳の右サイドバック。
現在の女子サッカーにおいて世界最高のディフェンダーの一人といわれている超大物。
チャンピョンズリーグでリヨンで3回、バルセロナで2回、合計5回の優勝を果たしている。
イングランドの年間最優秀選手を2度獲得するなど取ってきたタイトルの数はチーム、個人ともに文句のつけようがない正真正銘の現役のレジェンド。
そんなブロンズは今季バルサでチャンピョンズリーグを優勝したのち、同クラブの退団を発表。衝撃とともに発表され、その行先に多くの憶測と期待が報道された。アメリカのクラブやパリサンジェルマンなども興味を示したが最終的にはチェルシーに加入することになるらしい。
バルセロナでは2年間の在籍だったが初年度には4冠。昨シーズンも3冠ととんでもない功績を残した。
チェルシーは近年カービーやミエルデ、エリクソンなど経験値でチームを引っ張て来たベテランたちが多く退団。若手が多く起用されるチームにおいて世代交代は進んではいるもののチャンピョンズリーグを勝ったことがないチームにおいて経験値は何よりも重要だろう。
ブロンズは選手としても文句のつけようがない選手ではあるが経験値
これをチームにもたらしてほしい。
【まとめ】
今季新監督の下で再スタートを切るチェルシー女子。
とはいっても再建ではない。
さらなる上積みしか期待されてない。
今季活躍し成長した若手も多い。
終盤活躍した浜野まいかにももちろん期待している。
ブロンズというレジェンドも来る。
来期こそチャンピョンズリーグ優勝の悲願を達成したい。
2024/7/4
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