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元・取引先 東京都庁と都議会。丸の内庁舎から新宿庁舎まで。都庁知事室の知事席に座らせていただいたことがあります。

東京都庁についてのブログ記事

東京都庁、その名を聞くだけで、何やら重厚な雰囲気が漂ってきますね。しかし、実際には、都庁の知事室の知事席に座ると、ちょっとしたスリルとユーモアが味わえるかもしれません。そう、私たち一般市民にとっては、あの椅子はただの椅子ではありません。それは、まるで東京都の王座のようなもの。一度座ったら、自分が東京都を動かす大きな力を持っているような錯覚に陥ります。

さて、東京都庁は、丸の内庁舎から新宿庁舎へと移転しました。これは、まるでドラマのような展開です。丸の内庁舎は、まるで昔の日本を象徴するような、歴史的な建物。床が木造でガタガタきしんでいました。本当におんぼろだったんです。一方、新宿庁舎は、未来都市のシンボルのような、ガラスと鋼鉄の塊。この移転は、東京都が新しい時代に突入したことを象徴しています。

新宿庁舎の展望室からは、東京のパノラマが一望できます。天気が良ければ、富士山まで見えるかもしれません。しかし、展望室の本当の魅力は、その景色だけではありません。そこには、都政の透明性を象徴する、ガラス張りの壁があります。市民一人ひとりが、都政を見守ることができるのです。

東京都庁の公式ホームページには、都政に関する最新情報や記者会見、都議会や各局の情報、統計、入札・契約情報、知事への提言などが掲載されています。また、都庁見学のご案内もあり、誰でも都庁の歴史や施設、アートワークなどを楽しむことができます。

ところで、都庁の知事室に座ると、どんな気分になるのでしょうか。もしかしたら、都民の声に耳を傾け、東京をもっと素晴らしい場所にするためのアイデアが浮かんでくるかもしれません。あるいは、ただただ、その重圧に圧倒されるかもしれません。いずれにせよ、それは一生の思い出になることでしょう。私が座った当時の知事は鈴木俊一さんでした。

東京都庁の歴史について

東京都庁の歴史は、まるでタイムマシンに乗って過去を訪れるようなものです。1943年に東京都制が施行され、東京府と東京市が統合して東京都が誕生しました。その後、都庁は数々の変遷を経て、1991年に現在の新宿区西新宿にある都庁舎へと移転しました。

新宿の都庁舎は、丹下健三氏の設計によるもので、1988年の着工からわずか33ヶ月半で完成しました。高さ243mの第一本庁舎は、当時日本一の高さを誇りました。しかし、その後の建築ラッシュにより、今ではそのタイトルを他のビルに譲っています。丹下健三設計事務所も取引先で、よく通ってましたねぇ・・・・これについてはまた改めて書きますね。

都庁舎の移転は、東京の顔とも言える丸の内から新宿へという大胆な変化でした。丸の内の旧庁舎は、千代田区丸ノ内三丁目にあり、1957年に完成したものでした。しかし、老朽化と手狭さから新しい庁舎の必要性が高まり、新宿への移転が決定されたのです。

東京都庁の歴史を振り返ると、都市の成長と共に進化し続ける都庁の姿が見えてきます。新宿の都庁舎は、東京の未来を象徴するようなモダンなデザインで、多くの観光客にも愛されています。展望室からは、東京の壮大な景色を一望でき、天気が良ければ富士山も見えるという、まさに「高層ビルの王様」です。

東京都庁の歴史は、ただの行政の変遷ではなく、東京という都市の息吹を感じることができる貴重な物語です。そして、その物語はこれからも続いていくでしょう。新しい時代に向けて、都庁は今日も東京の中心で輝き続けています。どんな未来が待っているのか、わくわくしながら見守りたいですね。どうぞ、この歴史ある建物を訪れて、その魅力を自分の目で確かめてみてください。

東京都庁、東京という都市の心臓部。そこには、歴史と未来が交錯し、市民と政治が対話する場所です。そして、時には、一般市民が知事室の知事席に座ることで、都政に対する新たな視点を得ることができるのです。それが、東京都庁の魅力の一つですね。

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