WWEによる「歴史的な一日」 サンダードームでのスマックダウン生中継を視聴しました

WWEスマックダウン@サンダードーム。たった今、J-SPORTS3での生中継を見終えました。

いやあ、、、観客席にzoom画面のユニバースが映し出された瞬間に思わず感嘆の息が漏れました。
番組内でフミさんが言ってたように「歴史的な一日」だと思います。番組冒頭に(ちょっとだけ、ですけど)ビンスが現れたことで、ほとんどのユニバースが「今日は特別なんだ」と感じたでしょう。

観客席に整然と並んだ何千というディスプレイに映し出されるのはWWEユニバースたちの表情。そして随所でその画面が演出用に切り替わり、会場内が色鮮やかに輝きを放つ。
事前に想像はしてみたものの、想像を遥かに超えていました。

番組最後はサマースラムでの対戦を控えたブレイ・ワイアットとブラウン・ストローマンによるバックステージでの物語でしたが、試合のメインとして行われたのは王者 AJスタイルズにジェフ・ハーディーが挑むインターコンチネンタル戦。

番組序盤でリトリビューションの乱入があってスーパースターズが蹴散らすという場面があったのですが、そのドサクサに紛れてAJスタイルズはジェフ・ハーディーの右膝を負傷させていました。
圧倒的不利な状況でタイトル戦に臨むこととなったジェフ。入場時も右足を引きずっていました。
当然、試合でも右膝を狙われ、AJスタイルズのカーフキラーにはタップ寸前でした。

ところが!

ツイスト・オブ・フェイトからのスワントーン・ボムが決まり、勝ったのはジェフ・ハーディー。
まさか、まさかのタイトル移動でした!

試合後リング上でのインタビューでジェフは
「“問題児”の自分が、問題を克服してチャンピオンになれた(意訳)」
と語りました。
これはジェフ・ハーディー、そしてWWEからの「コロナを克服しよう!」というメッセージだと解釈しました。
泣けました。マジで。

コロナによって新時代と言わざるを得ない状況になってしまって、しばらくの間はパフォーマンスセンターでの無観客試合が続いたWWE。
バーチャルとはいえアムウェイ・センターの客席には確実にお客さんがいました。
試合中には歓声やブーイングも響いてました。

フミさんが言っていたように、このWWEの新しい興行形態は他のスポーツやエンターテイメントやイベントにとっても、大きな影響を与え、参考となったはずです。これからの時代のひな型、新たなフォーマットとなるのではないでしょうか。

他にもシンスケ・ナカムラのニューコスチュームのこととか、サーシャ・バンクス&ベイリーとアスカのこととか見どころが沢山ありました。(あ!そういえばソーニャ・デビルのスーツ姿はいつ見てもカッコいい)

誇張や比喩ではなくて「革命的」な大会、歴史的な一日を目撃しました。
あらためてWWEのすごさ、スケールの大きさ、素晴らしさを感じた放送でした。
J-SPORTSがいつものJ-SPORTS4ではなく、より多くの視聴者が目にすることが出来る「J-SPORTS3」での生中継という英断を下したことにも感謝。

そしてフミさん、わかりやすい同時通訳と解説をありがとうございました。

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