損切りは即切りか様子見か

4月は介入もあって爆益の人沢山いましたね。
僕はというと数字だけ見れば上出来でございました。

Xで自分は報告しておきながらも人の収支報告には殆どいいねせずミュートに放り込んでいきました。
収支報告は推奨してるけどね!

では損切りについて。
よく言われるのはエントリーなんてどうでもよく利確が一番難しいってやつ。
ワタクシ的には全くの逆でエントリー最重視派で、損切りは難しく利確はそこまで。

ええエントリーさえ出来たらどこで利確するとかそんな悩まんしな。

では難しいと感じる損切りについて。
専業勢でも分かれるのが逆行時に即切り派か様子見派か。

勝手なイメージとしては長くやってる人は様子見が多く、ここ数年勝てるようになった人達は即切りが多いと感じます。

僕は基本的には判断を放棄する事はマイナスと考えてます。
なので即切りには何となく抵抗感があります。
しかし即切り勢の活躍からくるモヤモヤと嫌悪感を言語化しながら考えていこうと思います。

ヒロセ通商のトレードの分析みたいなやつで、めっちゃ成績良かった月で勝率57%、いまいちだった月で52%でした。
平均、中央値の辺りで計算しやすく55%と考えます。
厳密には分かりませんがどうやら僕はランダムより+5%の判断力があるようです。

積み重なっていけば大きな差になっていくんやろけど。
うーん。
適当に切ってもさほど変わらんく無いか?w
ましてや引かされた場面、精神的負担のある場面での判断と考えれば精度も落ちそう。
おまけに逆行がキツくなれば思考停止になり大損こくリスクも孕んでると考えると思ったより優位性は低そうです。
それに含み損に耐えてる間にエントリーチャンスが来れば機会損失になるし。

即切りのがストレスなさそうやけど今の成績はある程度逆行からも判断する上で成り立ってると考えればなかなか踏み切れんところ。
高値安値追いかけてあかんかったらすぐ切って勝ってこれた人は羨ましい思いです。

経営理論にイノベーションのジレンマというのがあります。
成功した企業ほど市場を一変させる破壊的イノベーションが起こった際に対応することができない、という現象。

ここ数年のコロナ相場、円安の一方通行相場はドル円にとっては破壊的イノベーションが起こったかのような変化だったと思います。
スキャルピングにも新しい正解が出てきたのではないでしょうか。
しかしそれに伴い今まで同じ足並みで進んできた戦友達が最近勝ち始めたポッと出に追い越されるのはやり切れない思いです。
ただ誰もが最初はポッと出で、鼻につき始めたら老害です。
いつか世代を背負い、業界をリードしていく人が出てくるかもしれません。

俺らには経験があり引き出しがあり、いつかまた武器になる時が来るのを信じて今の相場の最適解に近づけるよう彼らに学ばせてもらう姿勢は忘れずいたいと思います。


これ読んでちょっとでも損切り上手く出来そうとか応援してくれる人、ようやく本が出そうやから宣伝費下さい!

ここから先は

21字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?