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観劇 noteその17「獣道一直線!!!」
観劇 noteその17「獣道一直線!!!」
ねずみの三銃士 第4回企画公演
「獣道一直線!!!」
【あらすじ】
一面識もない独身男性3人が殺害された。
殺害方法も三者三様。無関係と思われた3つの事件。
被害者の共通点は、大金を持っていて、婚活サイトに登録していた。
そして同じメーカーのED治療薬を飲んでいた。
事件に関心を持ったドキュメンタリー作家が取材を続ける中で浮かび上がってきた1人の女性の存在。
『苗田松子』
3人の被害者は、苗田松子と名乗る女と、関係を持っていた。
なぜこんな女に騙されるのか。男たちは耄碌していたとしか思えない。
しかし、苗田松子を取材するうちに自身も事件の闇に取り込まれ......。
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ねずみの三銃士さんの舞台はこれまでの三作DVDで観まくるほど好き
前回の万獣こわいだったかな、副音声で生瀬さんが用事でこれず
池田パイセンと古田新太が愚痴り倒すというカオスっぷり
ナックスの舞台副音声でもありますが基本的に本編語らず愚痴り倒すものが大好物です(笑)
「鈍獣」、「印獣」、「万獣こわい」とタイトルに必ず「獣」が付いていて
今回もおそらくゲストがいい感じの獣なんだろうなと期待上げ
基本的にネジが何本もぶっ飛んでる性格破綻した登場人物ばかりなので
毎回このシリーズ観る前はハードル高めにして観劇してます
それくらいがちょうどいいです(笑)
今回、素晴らしく魅力全開で暴れ倒してくれたのが池谷のぶえさん
「恋のヴェネチア狂騒曲」でも輝きまくった彼女
設定したハードルは高めなのにいとも簡単に飛び越えてきます
破天荒な喋りで登場した時、「港カヲル」が乗り移ってるんじゃない?ってくらいの遊び方してるし(笑)
オープニングテーマを歌いつつ
ねずみの三銃士を次々に投げ飛ばし
追い打ち!
ノゲイラスタイルで現れた古田新太を
瞬殺!!(笑)
「がおがおー」とやりたい放題
今回も初めから派手です、体力凄いなと感心します
ひと笑いしたところで本編へをと戻るのですが
スクリーンに映し出されたドキュメンタリー風の画像
凄く知ってる馴染みある声
橋本さとし!?( ゚Д゚) 本物やん!!
「プロフェッショナル」もろパクりや!!( ゚Д゚)
そして鬱陶しいくらいにデカい文字で「魔性の女」をええ声でアピールしてくる
ボケんでもええねん!!(笑) NHKに怒られるぞ!!
やっと話が始まった感じでまともに観れてくると
当たり前だけどメンバーが凄い
たまに我に返るんですよ 「凄い面子の舞台観てるんだよな」って
この我に返るタイミングってのが大体リアルの話題をぶっこまれた時で
この作品でも古田新太の「〇〇は勝地涼だけでいい」という台詞がさらっと出てきて
脳が瞬間的に全く関係のない勝地涼の話題を思い出すんですよね
「勝地涼は古田新太のインタビューとかで必ず出てくるよな」とか
「前髪クネ男を演出したのは古田新太だったよね~」とか
「前田敦子と離婚」等々
この脳裏に出た記憶に更に繋げるかの様に
少しタイミングをズラして前田敦子の話題も振ってくる
遊ぶよね~~(笑)
ねずみの三銃士の好きなところは
いい感じに昭和の笑いを持ってきてくれるところ
ベタベタなんだけど心地良い感じ
すっごく「無駄」があり
その「無駄」に安心できる強さがある
安田顕の「突然の美学」に負けないくらいのインパクトも与えてくる
意味不明だけど続きが気になる
話を聞いてるけど目線は鷹匠
情報量が多すぎて混乱しそうになった時
こっちみんな( ゚Д゚)
細かい遊びを忘れない
一度観ただけじゃスルーされてる細かい遊びがあるので
ねずみの三銃士の舞台は数回連続で観た方がいい
さりげなくボケてくるので飽きません
和田アキ子を酷いクオリティーでパロってる古田新太
今までの記事よりも内容書いてませんが
ちょっと書くと凄いネタバレするので
書くに書けません
その代わりに、めっちゃ絵バレしてます(笑)
何度も観れる作品なので、しばらくは楽しめそうです(*´▽`*)