ちょっと考える
仕事を進めるうえで、業種によっては個人で進める、チームで進める、個人で進めたものをチームでまとめる等、様々な進め方があると思う。チームなど組織で進めるためには、各々の連携において「報告・相談・連絡」が必要になってくる。
いわゆる「報連相(ほうれんそう)」だ。
この報連相には、組織の中の事前の法則(ルール)が必要。上司が部下に仕事の指示をし、部下は仕事の進捗等の上司への報告、進め方などを上司・同僚への相談、他部門など横連携への連絡等々、組織で動くうえでは言わずともである。
時折、仕事の流れが順調でないときに、この報連相が上手く機能されてないことが多い。指示したはずの業務が予想された時刻に終わっていない。指示が明瞭でない。他部門からの受注が来ない等々。どれもこれも報連相が機能していれば少なからず現状より上手く業務が遂行されているはず。
例えば、上司が朝一部下に「生産課鈴木課長にクレームの件、急いで確認するように」と指示し、部下は「すぐメールしました」と。午後のなっても連絡がないので、部下に「鈴木課長からの連絡はまだ来ないけど?」と聞いたら「まだ連絡がないので、電話してみます」と。電話すると「鈴木課長が休みでした」と報告。「クレーム対応で急いでいるのに・・・・なにをやっている!」とこぼす上司。
どうでしょう、、、指示をする上司、指示を受ける部下、様々な要因があると思われる。これも何処に着目するか、何処に真意を置くべきか、お互い理解し、「報連相」を生かすことでタイムロスを防げたはず。
自分の組織でも、あらためて「報連相」を考えたいものである。