AT車とMT車どちらを取得しようか迷っている方へ。(四輪)
タイトルの通り、免許取得にあたりどちらにしようか迷っている方にサクッと読んでいただきたい内容です。
今回の内容はAT車と[MT車]の構造の違いなど詳しい説明はナシです。
かなりざっくりした説明になりますが、AT車は運転操作が簡単かつラクであり、[MT車]は運転操作が複雑かつめんどくさい、、、
このことは頭に入れておいてください。
「車は単なる移動手段」「なんとなく免許が欲しい」「早く免許が欲しい」方にオススメするのは断然AT車です。
私なりにAT車がおすすめの理由が4つあります。
1.[MT車]の取得費用と比べてAT車の方が費用が安く抑えられる。
2.[MT車]と比べるとAT車の方が技能教習時限数が短い(技能教習時限数が少ない分、費用が安くなるとも言える)
3.操作が簡単、ラク。(特に小さいお子さんなどのいる家庭ではこれがすごく助かる)
4.日本で普及している車の約9割はAT車である。(今後自動運転の普及、発展に伴い、もしかすると[MT車]が消えるかも…)
なぜ上記4つがオススメか、それぞれ1つずつ見ていきましょう。
1.2.について
通常何日間か通いながら運転免許を取得しますが、AT車の方が運転操作が楽になる分、[MT車]と比べると技能教習時限数が3時限短くなります。
よってその分費用も抑えられて免許を取得できます。
教習所によりますが、1万円〜2万円前後くらい安くなります。
※実際に教習所に通わないと分からないかも知れませんが、自分の都合のつく日程と予約したい日が意外と合わなかったりして思うように練習時間を確保しづらかったりします。
「たった3時限しか短くならないんかい!」と思うかもしれませんが、この3時限の差は意外と大きいことに気づきます。
3.について
何度も申し上げますが操作がラクです。基本的には遊園地などのゴーカートと一緒です。
なので操作が難しいとされる[MT車]の人と比べると、AT車の方が練習でできることが多くなりメキメキ上達しスムーズに卒業までいっちゃうって方が多いです。
ちなみに操作が難しいとされる[MT車]では片方の手で「ギア操作」を行う為、運転中頻繁に片手が塞がります。
この操作の複雑さ(他にも左足でクラッチ操作というのがあります)から[MT車]で入校したのに、操作の難しさに挫折して免許取得を諦めたり、途中でAT車に変更するなんて人もいたりします。
「なんとなく[MT車]にしようとしたのを後悔しました」これは指導員をしていて何度も耳にしています。
…少し話が脱線しましたが、更にこの操作がラクなのにはもう一つ嬉しいポイントがあります。
例えば小さなお子さんがいるご家庭だと、助手席にお子さんを乗せて泣かれたときなどにハンドルを操作しながら短い間片手であやしたり、ミルクをあげたりすることもできます。
または自分が飲むドリンクを取ったり、その他運転中も片手が使えるようになるわけです。
片手が塞がらない状態で運転できる、これもAT車のいいところです。
※注意 決して片手運転やながら運転を推奨しているわけではありません。笑
4.について
日本国内で販売されているほとんどはAT車です。
更にレンタカー屋さんでも今取り扱っている車はほとんどAT車です。
レンタカー屋さんで車を借りる際は逆に[MT車]を探すのが難しいくらいです。
しかも自動運転の発展に伴い、段々と日本国内の車メーカーの新しい[MT車]を作ろうとする考え方も衰退してきています。
なのでなんとなく[MT車]を取得された方がなんとなく[MT車]に乗ろうと思っても、全然気軽に乗れなかったりするんです。
乗る予定もない[MT車]を取得することで時間とお金、労力をかけないようにするといいですね。
まとめ
以上1〜4をまとめると、免許取得に特にこだわりがない人であれば、AT車を取得した方が断然お得かと思います。
先程も少し述べましたが、「なんとなく[MT車]にしました」という理由で入校される方は、難しいとされる[MT車]の操作に手こずり、上達が遅れたりすぐ挫折してしまうなんてことが本当に良くあるんです。
特に [MT車]に興味がない、こだわりがないのであれば、AT車を取得していればとりあえず日本で車を運転するには大丈夫なわけです。
操作が簡単でラクだというAT車は、技能の上達や免許取得後の運転にも少なからずいい影響を与えてくれますし、費用を安く抑えられ、かつ時間も短く免許が取得できます。
これから教習所へ通う際、AT車か[MT車]か迷ってる方は是非参考にしてみてください。
※ちなみに私の教習所ではMT車取得割合が約2割〜3割、AT車取得が約7割〜8割の割合です。だいたいどこの教習所もそれくらいで、AT車取得割合の方が高いです。こちらもご参考までに。
今回書いた内容は正直[MT車]のことをディスった内容っぽくて不快に思った方もいると思います。
ただ私自身はすごく[MT車]が好きなので次回は「[MT車]のいいところ」について書きたいと思います。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。